サイゾーウーマンコラム彼女が婚外恋愛に走った理由「彼とのセックス」ワーママの支え コラム 【連載】彼女が婚外恋愛に走った理由 「早くラブホでセックスしたい」新型コロナ騒動で“自粛中”……不倫中の二児の母、魂の叫び 2020/04/07 19:00 いしいのりえ 彼女が婚外恋愛に走った理由 ラブホに行くのは「月末」、彼の気遣いがうれしい 大学を卒業した後、彼とは自然消滅をしたそうだが、30代に入り、同じサークルに所属していたカップルの結婚式で菜美さんと彼は再会し、再び男女の関係となる。 「彼も家庭を持っています。もちろん私もそうですが……家庭を捨てて彼と一緒になろうなんて微塵も思いませんよ。どう考えても、『平均点』の私に、彼は不釣り合いです。ただ、私は数カ月に一度ある、彼からの気まぐれな連絡に助けられてます」 彼からの気まぐれな連絡は、いつも決まって、菜美さんの職場が忙しくなる「月末に会おう」という内容だという。「仕事が忙しい月末だと、家族にも怪しまれませんからね。それから、彼はだいたい2週間前くらいに連絡をくれるんですが、これも私が仕事を調整しやすいようにという配慮。私にも、私の家庭にも気遣ってくれるところが、ちょっとうれしい」と菜美さんははにかむ。 彼と会う日は、それまでに仕事を片付けて、定時に退社し、たがいの職場や自宅から離れた駅で落ち合うという。軽くお酒と食事を楽しんでからラブホテルへ……というのが定番だそうだ。 「平凡な私が、唯一主人公になれる瞬間ですよ。よくファッション誌に掲載されている『1カ月コーデ』の主人公みたいな感じ。あの企画って、たいてい突拍子もなくドラマチックなことが起こるじゃないですか。そういう人生ってちょっと憧れちゃうんですよ」 毎日の仕事と育児でバタバタしている中、唯一菜美さんの清涼剤となっているのが「サークルのアイドルだった彼との時間」なのだろう。 「だからここ最近、コロナの影響で四六時中子どもたちと一緒で、三食ごはん作って食器洗って……っていうルーチンに、もう毎日疲れ果ててますよ! 早く彼に会いたい!」 そう電話越しに菜美さんは叫んだ。 今は、世界的に人々が疲弊している。菜美さんの魂の声を聞いて、あらためて一刻も早い新型コロナウイルスの収束を心から願った。 (文・イラスト/いしいのりえ) 前のページ123 最終更新:2020/04/07 19:00 楽天 婚外恋愛に似たもの 自粛が終わったら何したい? が心の支え 関連記事 「セックスはいまだにガッツリ」だけど……50代女性が語る、“30年以上”に及ぶ婚外恋愛の終え方妻の不倫ブログを数年間追い続ける“サレ夫”……「財産はビタ一文渡さない」離婚への執念夫に「12年間の不倫」がバレた40代妻――慰謝料請求に「ムカつく」と怒りにじませるワケ「旦那とセックス観が違った」新婚早々“上司と不倫再開”の新妻が、婚外恋愛を悪びれないワケ外資系企業に勤める夫の目を盗み……婚外恋愛にハマッたセレブ主婦が「別れられた」理由 次の記事 フジ「買いだめを煽らない」発言のワケ >