「まん肉の色が変わっててヌケねえ!」ハイレグ衣装のコスプレイヤー、やりすぎちゃった“公開”体験
「写真集」というと、紙媒体を想像する方が多いかもしれませんが、コスプレ界隈では、写真のデータをCD-ROMに入れた「ROM写真集」や、「ダウンロード販売」が一般的です。コミケなどは、コスプレイヤー自らROM写真集を手売り販売していることが多く、購入者(ファン)は憧れのコスプレイヤーに実際に会うことができます。私も、コミケなどの即売会ではファンの方と交流を楽しんでいました。しかし実は、コミケに来られるファンというのはそんなに多くありません。東京ビッグサイトで開催されるため、関東圏なら気軽に参加できますが、遠方のファンは通販で済ませる場合が多いです。
なので、写真に写っているコスプレイヤーさんと会う機会がほぼないまま、ROM写真集を購入し続けてくれる人も珍しくありません。コスプレイヤー側としては、いつまでたっても詐欺がバレないので、非常にいいお客さんなんですよね。こうした仕組みも、コスプレイヤーの加工が過剰になりがちな理由の一つだと思います。
ちなみに、私がどの程度写真を加工をしていたのかといいますと、目の下のクマや吹き出物を消す、毛穴をぼかす、ワキのポツポツをなめらかにする程度でした。あくまでも「やりすぎないこと」を意識した修整です。なぜならば、写真集を購入する人は、画像を拡大していろいろなところを見るから。やりすぎない程度に、“リアルな質感”があった方がいいのです。それに、実際に会って「別人」と思われるのも嫌なので……!
しかし、私は恥ずかしさから“まん肉”(大陰唇あたり)の色を明るく加工していました。すると、後日購入者らしき人が某巨大掲示板で「修正しすぎでヌケねぇ!」と書いているのを見かけたんです。確かに、パッと見はハイレグですごい格好をしているのに、まん肉と太腿が同じ肌色をしているので、なんかリアリティがないんですよね。とはいえ、「ヌケねぇ!」という声を聞いて、まん肉の色素を世界に公開するのもおかしな話だなと、逆に冷静になりました。一部の方には“ヌケない詐欺ROM写真集”だったかもしれませんが、その後も同じ加工で販売し続け、まあまあ売れてました。まん肉の色素にも、人それぞれ好みがあるんですね〜。