【テラスハウスレビュー】社長、京都旅行で夢への下心炸裂……「犯罪の匂い」を予期させた問題シーン
京都の古民家風旅館「鴨川庵」に泊まる4人。部屋に備え付けのお風呂に、先に女子が入ることになると、社長は「先に入ってもらったほうが、ありがたいよね。いろんな意味で」とニヤリ。「お湯、捨てる? それはつまんない。楽しみにしてたもんね」「抜かないでね、お湯」と、中学生並みの下ネタでものすごく楽しそうにしている。入る直前に「お湯置いといて!」、出た直後にも「お湯抜いた?」。 お湯ひとつであんなにキモくなれることに感心してしまった。
快、ナマコを尊敬(テラスハウス第37話)
快はスタンドアップコメディアンとして成長できていない自分に落ち込み、京都への出発前日、社長に“旅行をキャンセルしたい”“お金もない”などと、泣きながら相談。しかし、社長の「お金はオレが出す」という熱い説得に流され、結局、参加していた。
水族館でも落ち込んだままで、水槽の中の白ナマコを「(何も考えず)ただ生きてるの? すごいな」と尊敬する始末。
旅館で花と二人になると、「花を深く知りたくて京都に来たんだけど、旅の途中でも‟スタンドアップ、何が面白いのかな“っていうのは、ずっと考えてるし、自分の世界に入っちゃって……。花への気持ちは絶対、薄まってないと思う。でもそれ以上にスタンドアップもあるから、花の存在が見えなくなっちゃうっていう感じになってきちゃった」と打ち明け、「もっと人のことを思いたい」「そういう自分が嫌い」と、また涙をこぼす。
花からは「私は、自分のことを大切にしてくれるなって感じさせてくれる人と付き合いたいから」と言われ、結果、カップル不成立となってしまった。
お風呂で花は、夢に「快くんヤバかったよね? ホテルもレストランも全部、社長任せだったじゃん。新幹線のチケットも。ご飯も、うちらは払おうとしてたけど、快くんは財布出す素振りもなかった。コンビニに行ったときも。お茶しようってなったときも。今日、快くん1円も出してなくない?」と、快への愚痴を炸裂させる。「ぶっちゃけドン引きした。男として見られなくなった」と気持ちが冷めた本当の理由を語った。
夢も「わかる~。何してんのって思ったよ。やばいよ、あれはマジで」と同意していて、出発前日の快が、涙ながらに社長に訴えていた金欠の深刻さが判明。社長の説得に応じず、京都行きを中止にしていれば、このような醜態を晒すこともなかったのに……と思うと、気の毒である。