【テラスハウスレビュー】社長、京都旅行で夢への下心炸裂……「犯罪の匂い」を予期させた問題シーン
『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(Netflix先行配信)公式サイトより 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、3月後半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。
社長、ただの「キモい人」に(テラスハウス第37話)
IT企業経営の「社長」こと俊幸&会社員兼グラビアモデル・夢と、スタンドアップコメディアン志望・快&女子プロレスラー・花は、京都に1泊するダブルデートへ出かける。もともと快と花の「近場での水族館デート」のはずだったが、社長の抑えきれない夢への下心に、ほか3人が巻き込まれた形になった。
京都水族館で夢と手をつないだ社長は、夜も「京都、感じようぜ」と京都タワーに夢をいざない、二人きりに。展望台から夜景を見ながらのベタな「きれいだね、夢が」というセリフに当事者の夢は引き気味だが、社長は気にしない。
「ちょっとこっち見てよ。目つむってこっち向いてよ。いや何もしないよ、何もしないよ。見せてよ、正面から。正面から見せてよ」などと、しつこく夢に迫る。クリスマスデートでムリヤリ成功させたキスを、再び味わいたい欲望が顔面からあふれ出ている。
夢にやんわりと拒否されても、「なんで? なんで? なんで? なんで?」「なになになに? 普通に(顔を)見たいだけ。見せてよ」「なんで? 緊張しなくていいっしょ。目つむれば大丈夫だから。こっち向いて。目つむって」「なんで? なに恥ずかしがってんの? クリスマスの時したじゃん!」「あれは何でしたの?」と食い下がる。
配信を重ねるごとに“キモ面白いキャラ”から“ただのキモい人”になっていく社長と、あそこまでのキモい行動をされても、社長に「(男子メンバー)3人の中なら一番いいです」と言ってあげる夢の“プロ感”から目が離せない。