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島崎和歌子、佐藤仁美、ミルクボーイ……テレビマン&業界人が「失望した」タレント告発

2020/03/24 15:35
村上春虎
写真ACより

 テレビ関係者にとってありがたいのが、台本以上のパフォーマンスを見せてくれるタレントだ。予想もつかないアドリブを発し、番組側の意図を超えて展開していくことを望んでいるのだ。もしくは、キャラクターに沿った役割をきっちりこなしてくれるタレントもありがたい。

 そんな中で、逆に失望させたり、イメージが悪くなってしまうタレントもいるという。

「中年女性タレントとして安定した人気を誇っていた島崎和歌子が、最近、本当に口が悪いのです。3月19日放送の『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)でも、ミルクボーイが中高年層のファンについて軽く切り込んだだけで『いいじゃない何が悪いのよ!?』とマジ切れしていました」(テレビ制作会社スタッフ)

 レギュラー出演中の『人生最高レストラン』(同)でも、島崎は自分で自分のイメージをおとしめているそうだ。島崎が抜てきされたのは昨年の10月5日オンエア回からで、これまでのオシャレな店構えから大衆居酒屋風にセットが代わり、それに伴い“女将”役として島崎が起用されたという。

「加入当時はMCがチュートリアル・徳井義実だったので、柔らかいイメージの徳井と対象的な、歯に衣着せぬ物言いを求められたのでしょうが、それにしてもゲストへの当たりが強く、笑いにならないのです。結局、その徳井も納税問題で降板。昨年末からは極楽とんぼ・加藤浩次がそのMCの位置に就いていますが、島崎は続投。加藤と島崎は、どちらも押しの強いキャラだけに、島崎の活躍しどころが“死んで”います」(放送作家)


 同じ「中年女性枠」として重宝されていたのが佐藤仁美だ。

「磯野貴理子の勢いが衰え、井森美幸や森口博子、大久保佳代子、そして島崎といったおなじみの独身メンバーが落ち着いた頃に、『女優』という肩書で殴りこんできたのが佐藤だった。夜な夜な新宿2丁目で一人飲み歩き、赤の他人とカラオケするといった私生活の“やさぐれ具合”が好評でした。ところが……」(業界関係者)

 2018年、プライベートジム「ライザップ」によるダイエット企画を引き受け、体重が3カ月で12キロ減。これが転機となり、翌19年10月に俳優・細貝圭との結婚を果たした。

「結婚後の彼女はそれまでとは打って変わって弱腰に。一般的な男への敵意はもちろん、夫となった細貝に対する愚痴も一切なし。その豹変ぶりに、誰よりも本人が驚いているのかもしれませんが、“やさぐれ”をエネルギーとしてバラエティで活躍していた彼女のポジションは崩壊しました」(前出・関係者)

 そして、最近台頭してきたミルクボーイにも、「イヤな感じがする芸能人」という声が上がった。


 ミルクボーイは、『M-1グランプリ2019』(テレビ朝日系)での優勝翌日から『めざましテレビ』(フジテレビ系)や『ZIP!』(日本テレビ系)など多くの番組に怒涛の出演。角刈りの内海崇は「1日で1年分働いています」と語り、笑いを誘っていたが、業界内ではそんな内海の抜け目ないところが鼻につくようだ。

「どの番組にも媚びを売っているように見える。『ZIP!』では、おなじみのポーズをしながら『これをやるのが夢だった』などと言ったかと思えば、『めざまし』のスタジオでも『子どもの頃からずっと見ていた』、また『ミルクボーイのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)が決まった際には『ANNに出れるなんて信じられない』と喜びをあらわにしていたのですが、どれも素直な喜びというよりも、どうも番組スタッフを持ち上げているだけのように聞こえるのです」(前出・放送作家)

 とはいえ、本当に全ての番組のファンだった可能性もあるだろう。

「最近は、あの『オカンが忘れたもの』のフォーマットで、さまざまな番組を題材にした漫才を頼まれるようなのですが、知らない番組でも作らされることへの不満を、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で言っていたと、有吉弘行にバラされていました」(前出同)

 タレントは、何よりパブリックイメージが大事だが、テレビでコンスタントに活動するなら、やはり起用するスタッフに愛されてなんぼ。以上挙がった3人のタレントは、肝に銘じておいたほうがよさそうだ。
(村上春虎)

最終更新:2020/03/24 15:35
美人/島崎和歌子
和歌ネエの行く末はピン子だからさ