ガチで悪質!

坂口健太郎、永野、木村拓哉……“なりすまし”被害を明かし話題になった芸能人

2020/03/15 15:00
杜若菖蒲(ライター)
坂口健太郎公式ブログより

 3月1日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に、俳優の坂口健太郎が出演。自身と似た外見を持つ“なりすまし”の存在に困っていると明かし、話題を集めた。

「坂口は『SNSとかで“今日は握手していただいてありがとうございました”みたいなメッセージをいただくことが、ちょこちょこあるんですね。でも今日、家から一歩も出てないのに、どういうこと? 誰だろうな? と思って』と、誰かに“なりすまし”されていた経験を激白しました」(芸能ライター)

 この告白にネット上には「坂口っぽいルックスの人って、結構多いよね」「悪用されたらかわいそう」「家から一歩も出てないのに、ってところが怖い」と心配の声が上がった。

 2018年12月17日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)では、タレントの永野が坂口と同じように“なりすまし”の存在を明かしている。永野のケースは、ネタもコピーした完璧な“なりすまし”だったようだ。

 六本木の高級個室寿司バーを取材で訪れた際、永野は初めての訪問だったにもかかわらず「この間はありがとうございました」と、職人からお礼を言われたという。店員に話を聞くと、「青赤の格好で店に現れて、髪形もこれで、ネタをやって」と、“なりすまし”は永野のネタもコピーしていたそうだ。


「さらに永野は、『ちょっと下世話な話ですけど、「きれいな女性をお持ち帰りした」と言われたんです』とも語り、『それ(なりすまし)もダメですけど、女子をだまして、みたいな。どんなことやってんだよと』と激怒していました」(同)

 この“なりすまし”行為にネット上は、「最低なことをする人がいるんだね」「永野になりすましても、得はなさそうだけど……」「話題作りじゃないよね?」などと、さまざまな意見が寄せられた。

 また、17年7月21日放送のラジオ『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM)では木村拓哉が、自身に“なりすました”メールについて言及し、怒りをにじませた。

「リスナーからの『拓哉キャプテン(ラジオでの木村の呼び名)と名乗った人からメールが来たんですけど、絶対違いますよね!? ちょっとドキッとして、返事をしようか迷ってしまいました』とのメッセージに対し、木村は『ハッキリ、じゃあ言っておきましょうね。これは僕じゃないです! 160%、ボクじゃないです!』と完全否定。迷惑メールに関する注意と、なりすましメールの情報提供を呼びかけました」(同)

 その後、同8月4日放送の同番組では、リスナーから寄せられたなりすましメールの情報に関して、「本当にお騒がせしてすみません。オレが謝ることじゃないんだけど、これ誰がやっているのかなぁ?」「送っている本人と、目と目をちゃんとこう見て、話をしたいですよね」などと、怒り混じりに困惑していた。


 類似した外見を利用した“なりすまし”や、ネットを悪用して本人を騙る“なりすまし”の被害に遭うのはタレント本人だけではない。率先して自らの名を明かす人物には、くれぐれも注意したいものだ。

杜若菖蒲(ライター)

杜若菖蒲(ライター)

幼い頃からワイドショーが好きで、15歳で「リポーター」と呼ばれていた。趣味はリサーチ、特技は妄想。自慢の“地獄耳”で、些細なゴシップも素早くキャッチします。

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最終更新:2020/03/16 19:34
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六本木の個室寿司バーで飯食ってる女、有名人なら誰でもいいのなー