サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」中居・木村不仲説を払拭したい女性週刊誌 コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第497回】 中居正広の独立で、木村拓哉との不仲説を“無理矢理”にでも払拭したい女性週刊誌 2020/03/03 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! 中居正広独立についての記事はネタ切れ? 先週に続き、中居正広独立について特集を組んでいる女性週刊誌3誌。しかし、そうそうネタはないらしい。まずは「女性セブン」。「独占内幕」と銘打った中居と木村拓哉“奇跡の交歓”とやらだが、その内容は中居が会見で語った「(木村へのメッセージは)直接、話します」という言葉に対し、キムタクが「それぞれが決めたこれからの人生、お互いに前に進もう」という書面メッセージを出したというもの。うん? これのどこが独占なのか、内幕なのか。 次は「週刊女性」。中居が会見で語ったSMAP再結成の可能性について、その鍵を握るのが1996年に脱退した森且行だとしている。その理由は森が新しい地図や中居だけでなく、キムタクとも仲がよかったから。なんだか無理矢理感が満載だ。 そして「女性自身」。昨年末、新しい地図が出演して話題になった『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』(日本テレビ系)に、中居がキムタクと出演して元SMAP全員が揃うよう、密かに奔走していたこと(結局は挫折したらしいが)、また中居の新会社に20年来のSMAPマネジャーを出向させたことでSMAP再結成の可能性を残した、などと中居のSMAP愛、SMAP再結成について強調している。これまた本当か!? といった内容だ。 世の中、新型コロナウイルス一色で、ネタがなかったのか。しかし、どうやら女性週刊誌たちは中居とキムタクの不仲説を無理矢理にでも払拭したいということだけはよくわかった。 女性週刊誌が大好きなネタのひとつ、「ドラマの打ち上げ」が新型コロナウイルス騒動の余波で軒並み中止になっているという。朝ドラ『スカーレット』(NHK)もそのひとつ。主演の戸田恵梨香も落胆しているというが、女性週刊誌も落胆しているに違いない。確実に写真が撮れて記事になる“打ち上げネタ”がしばらくなくなっちゃうんだから。 前のページ12 神林広恵(ライター) 伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』、『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。 記事一覧 最終更新:2020/03/03 21:00 セブンネット TOKIO/愛!wanna be with you...(通常盤/CD) まさかの森君登場 関連記事 中居正広、絶妙なタイミングで終結した「ジャニーズ事務所退所劇」の見事な着地点槇原敬之、「覚せい剤逮捕」報道に抱く“有罪”前提への疑問鈴木杏樹、東出昌大の「庶民の娯楽」不倫とは異なる、高級官僚たちの「ドロドロ陰湿」不倫金子恵美は“不倫の勝ち組”? 東出昌大の不倫に物申す「週刊女性」の呆れる記事東出昌大のケースに見る「不倫で炎上する原因」と、瀬戸内寂聴が語る“不倫のマナー” 次の記事 ジャニーズ、中国「bilibili」にチャンネル開設 >