槇原敬之は本当にクスリをやっているのか? 元女囚が考える、更生への険しい道のり
槇原さんの逮捕で、最近はエリカ様など大物の逮捕が続いているのは、「オリンピックに向けた海外アピール」とか、「(当時のマッキーのパートナーがパクられた)2年前は、安倍晋三総理の奥様がマッキーの曲をよく歌っていたから逮捕が延期になった」とか、いろんな「説」があるようです。
どうなんでしょうね。よくわかんないです。ただひとつ言えるのは、大物歌手であろうと、私のような一般人であろうと、「一度パクられたら、世間からは信用されない」ゆうことです。槇原さんも前の逮捕は20年も前なのに、世間からは「やっぱりまたオマエか!」と言われるのです。
だからこそクスリをやめたい人たちは、一日一日を大切にがんばっているんです。クスリとの戦いは、「ゴールのないマラソン」ともいわれますね。私も目の前に注射器を置かれても大丈夫になるまでは、けっこうかかりました。何度か書かせていただいていますが、がんばれた理由は、ホンマのところはわかりません。
私には家族や経営しているラウンジの女の子など「守るべき人たち」がいて、家庭や仕事という居場所があって、取材してくれるテレビ局や出版社の人たちの信頼という「守るべきもの」はありますが、それだけではクスリをやめられないこともあります。
エリカ様とか最近パクられた有名人も、失うものは多すぎましたよね。失うとわかっていてもクスリをやってしまうことはあるのです。どんなに成功していても、誰でも「寂しいな」と思うこと、ありますよね。そういう時にクスリにつけこまれるんです。それは、すごくよくわかりますが、やっぱりクスリはええことないですよ。更生を温かい目で見守っていただきたいです。
ちなみに最近は大量のシャブがけっこう摘発されていますが、あんなのは氷山の一角です。まだまだ大量に日本に入ってきているはずです。でも、コロナウイルスの影響で生産と流通に影響が出て、品薄になっているというお話も聞いています。マスクと同じなのがおもろいですね。