何の因果か……

『ZIP!』『相棒』大河ドラマ……不祥事続出で「呪われてる!?」と話題のタイトル7選

2020/02/17 12:00
サイゾーウーマン編集部
『ZIP!』(日本テレビ系)公式サイトより

 俳優・喜多村緑郎との衝撃不倫が報じられた女優・鈴木杏樹。一部ネット上では、彼女が出演していた情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)や、映画化もされている人気ドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)が「不祥事続きで“呪われている”」と、話題のようだ。

「2月6日発売の『週刊文春』(文藝春秋)により、既婚者である喜多村との不倫関係が明らかになった鈴木。ネット上には両者への批判が飛び交うと同時に、“鈴木の出演番組”が注目を集めています。というのも、鈴木が2019年まで出演していた『ZIP!』と『相棒』の出演者たちに、トラブルが多発しているからです」(芸能ライター)

 鈴木が番組放送開始の2011年4月から19年3月まで金曜メインパーソナリティーを務めていた『ZIP!』に関しては、16年10月から鈴木と同じく19年3月まで出演していた川島海荷に、17年10月発売の「フラッシュ」(光文社)の報道によって“不倫疑惑”が浮上。また、18年4月には、当時月曜と水曜のメインパーソナリティーを務めており、TOKIOのメンバーでもあった山口達也が“女子高生への強制わいせつ容疑”で書類送検され、出演見送り。翌5月にTOKIOを脱退しジャニーズ事務所を退所。そのタイミングで日テレは番組降板を正式に発表した。

「一方で『相棒』も、シーズン1から出演していた当時女優の高樹沙耶が11年に突如降板。“大麻解禁”を訴える中、大麻所持で逮捕されるなどしています。12~15年に出演した成宮寛貴は、16年12月の『フライデー』(講談社)で薬物使用疑惑を取り沙汰され、本人はこれを否定しながらも、芸能界から引退。さらに、19年5月発売の『文春』が、04~18年の『相棒』キャスト・原田龍二の“車中不倫”を報道。そこに鈴木のスキャンダルも加わったことで『相棒』、そして『ZIP!』の“負の連鎖”が注目され、『こんな偶然ってある?』『どっちも呪われてそう』と、ネット上でささやかれているんです」(同)

 このように、出演者の不祥事が複数起きている作品はほかにも存在する。たとえば、昨年のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』では、コカイン使用で同3月に逮捕されたピエール瀧が降板となり、10月にはチュートリアル・徳井義実の「所得隠しと無申告」が発覚。さらに同じ月には、主演・阿部サダヲが乗用車同士の接触事故を起こしていたことが一部で報じられた。


「同ドラマには川島も出演していたのですが、12月に阿部と同じく車の運転中に接触事故を起こしており、ネット上では『川島がまたやらかした』『むしろ“大河の呪い”かも』との書き込みが散見されました。今年の大河ドラマ『麒麟がくる』も、出演予定だった沢尻エリカが昨年11月に合成麻薬MDMAの所持で逮捕され、降板となっているだけに、これ以上悪いことが起きなければよいのですが……」(同)

 芸能人のスキャンダルが報じられると、その出演作品が“お蔵入り”することもある。ちなみに、14年放送の連続ドラマ『Nのために』(TBS系)には徳井も出演していたが、こちらはメインキャストだった小出恵介が、17年6月発売の「フライデー」(講談社)に“未成年女性との飲酒及び淫行問題”をスクープされた時点で、ネットユーザーから「もう再放送されることはなさそうだね……」と指摘されていた。

「そんな小出も今年9月にニューヨークで芸能活動を再開すると伝えられていますが、彼の出演作で『Nのために』よりも“いわくつき”となっている作品が2つあります。1つは、05年公開の映画『パッチギ!』です。同作は小出や沢尻のほか、12年4月に“二股騒動”が露呈した塩谷瞬や、“韓国&フジテレビ批判”で騒がれ、16年に傷害の疑いで逮捕されるなどした高岡蒼佑が出演しており、一部では、『「パッチギ!」キャスト陣の末路が悲惨』『“干され芸能人”ばっかりで、もう地上波放送は見込めなそう』なんて言われています」(マスコミ関係者)

 もう一つのいわくつき作品は、映画化も果たした連ドラ『ROOKIES』(TBS系、08年放送)だ。

「小出&高岡がメインに名を連ねる『ROOKIES』は、チョイ役で出演していた遠藤要が17年2月発売の『フライデー』で“違法賭博”を報じられた上、18年4月には俳優・谷川功を暴行。さらに、09年公開の映画『ROOKIES -卒業-』に出演した山本裕典は、長らく“素行不良”が報じられた揚げ句、17年3月に当時の所属事務所から契約解除されるなどしています。同シリーズにはイケメン俳優が多数起用されていただけに、ネット上のファンは『ドラマの再放送してほしいけど、厳しいよね』『呪われた作品なんだろう』と、諦めモードです」(同)


 このほか、15年のNHK連続テレビ小説『まれ』も、高畑裕太が16年に強姦致傷事件を起こして逮捕され、17年には清水富美加(現在は千眼美子)の出家報道と、鈴木砂羽の“土下座強要問題”が勃発するなどし、やはり「『まれ』の呪いか!?」と、騒がれた。

「今月11日にはニュースサイト『文春オンライン』が、板尾創路の“わいせつ疑惑”を報道。そもそも彼は過去に“未成年女性との淫行”で逮捕されているものの、芸能活動再開後は数々のドラマに出演し、『まれ』にも、そしてあろうことか『いだてん』にも起用されていました。こうして振り返ると、そもそも不祥事を起こす芸能人が多すぎるのかもしれませんが、やはり“とばっちり”を受ける共演者のことを思うと気の毒です」(同)

 2020年も新たな“呪われ作品”が生まれてしまうのだろうか――。

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最終更新:2020/02/17 12:00
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評価も高かった作品だけに残念