【ジャニーズJr.チャンネル便り】

少年忍者にSixTONES乱入で波紋、HiHi Jets・橋本は“心機一転”の姿披露【ジャニーズJr.チャンネル週報】

2020/02/09 21:00
中村チズ子(ライター)

Travis Japan・松田、川島は「チョロい!」

 1月30日に公開されたのは「Travis Japan【祝成人★松田元太】メンバーの愛情を検証!?」。昨年4月に20歳になった松田元太のメイン企画で、本人自らが問題を出し、メンバーが答えるクイズを行っている。周囲がどれほど松田を理解しているか、“愛”を検証するテーマでもあるが、天然なキャラクターで知られる松田だけに、一筋縄ではいかない展開が待ち受けていた。「松田元太の今日の気分は?」の問題は、吉澤閑也が「からアゲ↑↑」とハイテンションな一芸を披露したほか、七五三掛龍也が「(松田の顔は)俺の知り合いの猫に似てるんだよね」と発言すると、川島如恵留は「『知り合いの猫』ってなんだよ! このグループ、やべぇ奴しかいねぇな」と、ツッコミ。

 肝心の松田の答えは「ふつー」というゆる~いもので、口癖などを予想していた6人は「はい、お前やった」(中村海人)「今回はこういうテイストで来るってことね?」(川島)「チュートリアルはOK!」(宮近海斗)と、この先のクイズの空気感を察した。以降も「今夜食べたい物は?」「今年メンバーにやってほしいことは?」「一生のうち一度はやってみたいことは?」と問題が進む中、“松田元太脳”で考えていくメンバー。松田が愛されているのは十分伝わるが、6人は掴みどころがない彼に翻弄されっぱなしだった。

 また、「Travis Japanに加入して印象が変わったメンバーは?」のトークタイムでは、松田が川島について「Travis Japan入る前、頭良いっていう。大学も青山(学院)大学行ってて、知ってたから。頭も良くて、アクロバットもできて、完璧主義者で。ちょっと“怖い”みたいな。もうガチガチの人みたいな、思ってたの。で、いざTravis Japan入りました……チョロい!」と、爆弾発言。とはいえ、よく聞いてみると「もっと自分をふざけて出してくれる感じになってきてくれたし、一緒にふざけられる。一緒にバカできる」という意味の褒め言葉だったらしく、川島は「うれしい」と、安堵。吉澤仕込みの変顔を見せていた。なお、個人的に12分46秒頃の宮近の動きは、“音に反応するおもちゃ”のような愛らしさがあるため、ぜひ注目してもらいたいポイントだ。

 ちなみに、こちらの動画は19分の長編だが、正直に言って内容は“ファン向け”であり、一般のYouTube視聴者が興味本位で再生するようなタイトルでもないだろう。しかし、再生回数は公開後8日で51万台と、圧倒的な数字を稼いでいる。明確なルールは不明ながら、チャンネルトップページの「ヘッダー」と呼ばれる上部の画像は、期間内に再生回数が多かったグループが選ばれると言われており、Travis Japanファンをはじめ、これを勝ち取る目的で地道に視聴するファンは少なくない。前週、計6本の動画をアップした7 MEN 侍は合算の数字が反映されたのか、2月7日時点でヘッダーに輝いている。


 さらに、5日公開の少年忍者の動画は、視聴者の増加が見込めるSixTONESが登場したとあって、一部では「ヘッダー、なんで侍なのかと思ったら、6本合算なのね。頑張って再生してるトラジャファンが不憫」「ストとのコラボで再生回数を稼ごうとしないで……合算だったりコラボしたり、トラジャが正々堂々と7人だけで動画を撮ってるのがバカみたい」「合算の翌週にストとのコラボ動画をぶつけられて、トラジャファンが張り切るほど、ヘッダーを取らさないようにしてるように思える」と、落胆の声が出ていた。一方で、最近はこうした“ヘッダー争い”に嫌気が差したTravis Japanファンの書き込みもチラホラ見受けられる。精神的に疲れない程度に、それぞれのペースで楽しむことも重要なのかもしれない。