サイゾーウーマン海外エアロスミスで内紛勃発? 海外 ジョーイにも問題はありそう…… エアロスミス、ドラマー・ジョーイがバンドを提訴! 活動歴50年でも“メンバー復帰”認められず 2020/01/24 19:30 堀川樹里(ライター) セレブ リハーサルにも入れず…… 「TMZ」は、ジョーイは15日の時点まで、自分がパフォーマンスに参加できないことを知らされていなかったと報道。リハーサルの日程を知りスタジオに駆けつけたものの、2人の警備員に「あなたを入れないようにと命じられている」と追い返され、途方に暮れるジョーイの映像も公開され、ネット上は「ここまで拒絶されているのか!」と騒然となった。 バンド側も声明を発表。「今、彼に演奏させても、彼自身やオレたちだけでなく、ファンに対しても迷惑なだけ」「もちろんグラミーにもミュージケアーズの式典にも招待するよ。オレたちが固い絆で結ばれているのはステージだけじゃないんだから」と、今の彼に満足な演奏ができないということを改めて強調した。 「TMZ」は、バンドに近い関係者の話として「バンドはジョーイが復帰できるよう、何カ月も前から働きかけてきた。だが、どうしても難しいという現実に直面し、彼をパフォーマンスから外さざるを得なくなった」「ジョーイがオーディション演奏を録音したのは今月初めのこと。そして、録音した演奏を聞いたメンバーたちが、『これじゃ無理だ』と感じたため彼を外すことにした」と伝えている。また、「ジョーイが元通りにプレイできるようになったら、いつでもバンドに復帰させるつもり」という関係者の言葉も報じている。 ジョーイへのバンド側の冷酷な対応に、ネット上では「深い事情があるのではないか」「(ジョーイは)2014年には心臓病でコンサートをキャンセルしているし……。心臓に負担をかけてはいけないと思っているのかな」といった推測や深読みする人も出ている状況だ。 第一線で活躍し続けている超長寿バンドのエアロスミスだが、これまでにも今回のように不安定な状態だったことがある。70年に結成してから何十年も“セックス、ドラッグ&ロックンロール”な日々を送ってきた彼らは、繰り返しケンカしてぶつかり合ってきたし、薬物、アルコールに依存し、満足にプレイできない時期もあった。80年前後にはギターのジョー・ペリーとブラッド・ウィットフォードが相次いで脱退し、バンドを離れていた時期があったし、95年にはうつの治療のためジョーイがバンドを休んでいた時期も。2009年には足の手術後に依存するようになった鎮痛剤のせいで、ハイになったボーカルのスティーヴン・タイラーがステージから転落し負傷。メンバーたちが新しいボーカリストを検討し始めたことにスティーヴンが激怒し、バンドに相談せずオーディション番組『アメリカン・アイドル』の審査員の仕事を引き受け、これにジョーが激怒するなど、不穏な状態に陥ったこともあった。 しかし、大げんかをするたびに、バンドは絆を深め、乗り超えてきた。ジョーとブラッドは復帰し、スティーヴンとジョーも和解。バンドは素晴らしいアルバムを作り続けた。スティーヴンは、13年に出演した豪『60ミニッツ』のインタビューで、「エアロスミスは5回もダメになったけど、そのたびに仲直りして、新作アルバムを生み出してきた」と発言している。 結成50年という記念すべき2020年を、苦い気持ちでスタートさせることになったエアロスミス。はたしてジョーイは24日と26日のレッドカーペットに現れるのか? ファンは「早い段階で和解してほしい」と切に願っている。 前のページ12 堀川樹里(ライター) 6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。 記事一覧 最終更新:2020/01/24 19:30 楽天 ハーバード・ビジネス・レビュー チームワーク論文ベスト10 チームワークの教科書 恐らくジョーイに問題があるんだろうけど、愛情感じる一言かけてあげてほしかったよ 関連記事 エアロスミスのスティーヴン・タイラーに死亡説が浮上!?エレベーターが開いたら……スティーヴン・タイラーと、はぐれた愛犬の再会がドラマチック!加齢でおっぱいが膨らんだスティーヴン・タイラー、トップレス女性と間違われる暴露本出版で、ボン・ジョヴィの"ロックな"乱交写真が公開!「ザ・プロディジー」のキース・フリント、妻との別れが自殺の引き金に!? 次の記事 自宅を燃やした弟は、ADHDだった >