サイゾーウーマンコラム黒猫ドラネコの“教祖様”注意報2020年スピリチュアル界隈の“注目株” コラム 【連載】スピリチュアルウォッチャー・黒猫ドラネコの“教祖様”注意報 心屋仁之助氏「不倫告白」、八木さや「市長選出馬」!? 2020年スピリチュアル界隈の“注目株” 2020/01/10 21:00 黒猫ドラネコ(ライター) スピリチュアルコラム黒猫ドラネコの“教祖様”注意報 心屋仁之助オフィシャルブログより 弱った心に入り込む、甘い言葉やラクに稼げそうな情報――。ネット上には、無責任な理論で集客しては人を食い物にする、スピリチュアリスト、霊能者、民間資格カウンセラーなどがあふれています。「この人たちのようになれるかも」と彼らを信じ込んでしまえば、価値観や金銭感覚をゆがめられるのはあっという間。友人や家族を失ってからでは、もう遅い! 「スピリチュアルウォッチャー」黒猫ドラネコが、現代社会にのさばる怪しい“教祖様”を眼光鋭く分析します。 読者のみなさまと教祖様方、今年もどうぞよろしくお願い致します。2020年もスピリチュアルを都合よく使ってビジネスを繰り広げている方々を中心に、しっかりと監視する所存です。 スピ好きな方々はやはり、『成功している人は、どこの神社に行くのか?』(サンマーク出版)を参考にして、初詣に行かれたのでしょうか。同書の著者は八木龍平氏。そう、あの「子宮委員長(現・八木さや)」の夫です。「リュウ博士」と呼ばれ、子宮系女子から尊敬のまなざしを向けられている人物でもあります。 リュウ博士は同書の著者プロフィールで、「博士論文の執筆で追い込まれていた深夜、寮の自室に仏様の映像があらわれ、メッセージを聴く神秘体験をする。以来、見えない“氣”に敏感になり、スピリチュアルな感覚が開発される」と紹介されています。これだけ読んでも、なかなか “スピった人”だと察していただけるでしょう。 スピリチュアル界隈、今年は「八木夫妻」がアツイ 私の中で今年の注目度ナンバー1は、この八木夫妻の動向です。もともと、八木夫妻は別居婚をしていますが、八木さやは現在、長崎県壱岐市在住の70代男性との不倫を公表しています。しかし、こんなことは子宮委員長的には平常運行。前夫の時も同様で、自身のトークショーに不倫関係だった元彼を登壇させ、それを前夫に見せていましたからね。つまり、「倫理観が狂ってる!」とか言ってもムダ。しかも昨年から、八木さやは「自分ビジネス・オンライン講座」なる情報商材の販売を始め、「自己開示すべし」と信者に説いています。要するに、八木さやとその信者の人生はすべてコンテンツであり、不倫も隠すことではない、という考えなのです。 で、そんな妻の“芸風”をわかっているはずのリュウ博士は、昨年10月に更新したブログの中で、不倫に対して一定の理解を示しながらも、チクリとやっています。 「浮気だけなら当事者だけに閉じた話だけど、公言までされると社会的評価が下がり、地位は変わらずとも、侮られるってことですね。だから僕個人について対応策が必要と判断します。で、具体的な対応策が壱岐には、もう行かない」(19年10月16日「もしも妻が浮気をしたら?(笑)回答編」より) そもそも、「子宮の声に従って生きる」といって不倫を推奨したり、高額な情報商材を販売したり、やりたい放題の子宮委員長と結婚して「社会的評価」を気にするなんて……。これを読んだとき、「ギャグなのか?」とツッコミを入れるとともに、「すわ離婚!?」と思いました。しかし、安心してください(?)。今年は2人そろって、壱岐島でお正月を過ごしたようですよ(リュウ博士、意志が弱い~!)。 壱岐島に移住後、「壱岐市長選に出る」と自身のブログで宣言したり、市内の神社に金をばらまいたりしている八木さや。当然、地元紙や市議会からマークされ、素性を怪しまれているようです。武蔵野学院大学・兼任講師でもある夫は、彼女の信用を担保する存在といえます。夫婦仲が険悪になってしまっては、今年計画している市長選への出馬も、断念せざるを得なくなるかもしれません。なんだかんだ言っても、意地でも別れないのでは、と思っている次第です。 次のページ 心屋仁之助氏、「不倫告白」で信者に衝撃! 123次のページ Yahoo セブンネット 成功している人は、どこの神社に行くのか? 関連記事 「お金の神様に可愛がられる」? 藤本さきこ氏、ビジネス指南に見せかけた“スピリチュアル本”の実態心屋仁之助氏・デューク更家氏も出演――スピリチュアルイベント『龍の日』で目撃した一部始終「四柱推命」のまがい物「子宮推命」のおかしさ――子宮委員長はる“信者”がデタラメ布教中子宮委員長はる、次に狙うは「市長」!? “狙われた”長崎県壱岐市の危ない今心屋仁之助氏“公開カウンセリング”の異常性――「死んじゃえ!」「借金イエーイ!」と叫んで終了?