博多大吉、赤江アナと「食事に行けない」発言が「肉体関係なし」でもイメージダウンになるワケ
大吉は現在『あさイチ』(NHK)のMCを務めているが、放送時間帯から考えて、専業主婦も多く視聴していると考えていいだろう。となると、専業主婦層の気持ちをつかむことは、大事なお仕事だと言える。大吉は「あれ以来、(赤江アナと)一回も食事に行けないし」とボヤいていたが、「お仕事として」口にすべきは、妻の気持ち、もしくは妻への謝罪ではないだろうか。「妻につらい思いをさせて申し訳ない」もしくは「妻に叱られた」など、妻について言及しなければ、大吉は「妻を傷つけて、平気な顔をしている人」とみなされてイメージダウンする可能性がある。また、妻へのエクスキューズなく、今回のように「赤江アナと食事に行けなくなった」と大吉が言えば、なぜそんなに赤江アナと食事に行きたいのかと、不倫疑惑が再燃するかもしれない。
個人的には、大吉が赤江アナと食事に行くこと自体は問題がないと思う。既婚者であっても、仕事仲間と食事に行くことはおかしいことではない。マスコミが怖いというのなら、潔白の証明として、食事の模様をSNSにアップしたらどうか。『たまむすび』公式インスタグラムを見ると、19年12月31日、「ミニミニ忘年会」と称して、赤江アナが玉袋筋太郎と酒を酌み交わしたり、地面にあおむけで寝そべった瀧の上に、同じくあおむけの体勢で乗っかる画像がアップされている。ここに大吉との食事画像が加わっても、何ら違和感はないだろう。
誰かと食事をしたくらいで、不倫を疑われる芸能人のみなさんはお気の毒と言うしかないが、その一方で、不倫は「謝罪力」が試される場でもあると言えるのではないだろうか。夫の不倫疑惑が写真週刊誌に掲載されて、うれしい妻はいないはず。実際に不倫をしていないから、妻には謝らなくていいという問題ではない。土下座して謝るという本気の謝罪ではなく、相手に嫌な思いをさせたことを即座に謝れるかは、司会者としても必要な能力ではないか。腰の低さや物腰の柔らかさに定評のある大吉だが、「妻に謝った話」をできるがどうかは、司会者としての大吉の今後の“課題”なのかもしれない。