ナンプラーを使い切る! 時短で簡単・エスニック風常夜鍋レシピ【大根・豚バラ・ほうれん草だけ】
あれもこれもとつい買ってしまう調味料。新しい味覚にワクワクしたのに、気づけばお蔵入り……。そんな調味料をカンタンおいしく使い切る方法を、調味料ソムリエ/野菜ソムリエのMICHIKOが伝授! 今回はナンプラーの使い切り方法です。
ナンプラーとは?
「ナンプラー」、生春巻きなどでおなじみのタイ料理に欠かせない調味料のひとつですね。「ナンプラー」というと、なじみがないように感じるかもしれませんが、日本で昔から作られている「しょっつる」「いしる」などと同じく「魚醤」と呼ばれる発酵調味料。タイでは日本の醤油のような存在で、かけたり、つけたり、料理に加えたりと、なくてはならない調味料です。
醤油が大豆を発酵させたもののように、ナンプラーも小魚に塩を混ぜて発酵・熟成させてできた液体を絞ったものなんです。アミノ酸のほかミネラルやビタミンが豊富なので美容にも良いとか。旨味成分が強く、独特の香りや味わい、料理に使うと深いコクが出て、とてもおいしくなるんです。ただ、ナンプラーの塩分は醤油よりも強くて、香りも味わいも濃いので、少しずつ加えるのがポイント。1滴ずつ出る瓶が多いのはそのためですね。保存は冷蔵庫に入れるのがベスト。香りが苦手という方は、火を通したり、レモンを加えると弱くなるという特徴があるので、試してみてください。
ナンプラー使い切りレシピ:エスニック風常夜鍋
ナンプラーは、お鍋の汁やスープの味付けになります。2カップで大さじ1くらいが基本で、それだけでおいしいだし汁に。常夜鍋とは、毎晩食べてもあきないほどおいしいと言われている鍋の一つ。寒さも本番、エスニック風常夜鍋を食べて、あたたかく、元気に過ごしましょう。
【材料(一人分)】
豚バラ肉 ・・・・・ 100g
ほうれん草 ・・・・・ 1╱2束
大根 ・・・・・ 5センチ
ナンプラー ・・・・・ 大さじ1
水 ・・・・・ 400ml
お好みの薬味(すりおろし生姜、ゆずこしょう、一味唐辛子、レモンなど)※薬味がなくても大丈夫