伊藤まきの「お片付けSOS」相談!

100均「透明ボックス」収納で“賞味期限切れ”一掃! 食品ストック癖は年8万円のムダだった

2019/12/23 19:30
伊藤まき(収納ライター)

日本人の多くが、1年間に「8万円」をゴミ箱へ!?

 国が発表する「食品ロス」問題を、上に表しました。自身の目で現実を実感するなら、食品庫&冷蔵庫にあるモノをぜんぶ出してみてください。驚くほど、食費の無駄使い(=食品ロス)が見えます。それもそのはず、家庭から廃棄される「食品ロス」の量を米の消費量※に換算すると、1年間で約8〜10万円分相当(4人家族の場合)になるそう。日本の家計における食費は、消費支出の4分の1を占めるため貯蓄に大きく影響するのです。※平成28年度推計(農林水産省・環境省)

「見える化」収納で、食費の「無駄使い」を防ぐ!

 「食品ロス」を減らして「貯蓄」に回せば、時間と精神の余裕が生まれ「運気UP」が望めます。でもどうやって「食品ロス」を防ぐの? 食費の予算を決めて、節約と自炊を心がけるはもちろんだけど……実際は、料理の時短や手間を考えると難しいよね? そんな方こそ、「食品の片付け」が効きます。

 保管するモノが一定ではない「食品庫」「冷蔵庫」にも、モノ(食品)の住所が必要です。まずは、整理収納の基本ステップ! 中の食品を「ぜんぶ出す→種類別に分類する→不要を取り出す」の作業をします。空になった空間を一掃したら、寸法を測ります。


 実際に、Aさん宅の食品庫を「見える化」収納に改善してみました。

「食品ロス」をなくしたら1か月5、000円の得!