インタビュー

2020年新春、「買うべき福袋」3選! 一方で「買わない方がいい福袋」の新基準は?

2019/12/27 17:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
銀座松屋公式サイトより

 お正月の楽しみの一つである「福袋」。毎年、百貨店をはじめ、ファッションビル、大型スーパー、各ブランドなどが、さまざまな福袋を販売しており、そこに「お得にいいものをゲットしたい」という人々が大挙して押し寄せるという光景は、もはや“新年の風物詩”と言えるのではないだろうか。

 しかし、福袋というのは数に限りがあるものだけに、初心者の中には「何を狙えばいいのか」すらわからないという人も少なくないはず。そこで今回、ホームページ「福袋研究会」を運営しているライターの恩田ひさとし氏に取材を行い、これぞ“花形”と言える百貨店の福袋に関して、「ぜひ狙ってほしい」というオススメの逸品や、購入後にガッカリしないために注意すべき点をお聞きした。

福袋に情熱をかける百貨店は?

 長年、福袋の取材を続けているという恩田氏だが、ここ3~4年、百貨店は「二極化が進んでいる」と指摘する。「福袋に情熱をかけている百貨店」と「(力は入れているものの)そこまでの情熱はない百貨店」に分かれているそうだ。

「百貨店は、事前に福袋お披露目会を行うのですが、私がそこに足を運ぶようになった10年前くらいは、11月下旬に開催されていました。しかし、最近では10月の下旬になり、時期がどんどん早まっているんです。これにより、百貨店の各部門のバイヤーさんは、『福袋の準備が間に合わない』という問題に直面するようになり、そこで、『うちはそこまでしなくてもいいか……』という百貨店が出てきた流れ。いま、福袋を百貨店の“目玉”として、全社を挙げて取り組んでいるのは、『松屋銀座』『西武池袋本店』『東武百貨店 池袋本店』の3つと言えます」


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