HiHi Jets・井上「ふざけんな、猪狩!」と憤怒、Snow Manは次回チャンネル卒業!【ジャニーズJr.チャンネル週報】
8日の動画は「HiHi Jets【喜怒哀楽グルメ】気持ちは一緒!タイ料理食べたいだけなのに…」(再生回数は13日時点で16万台)。今回も神奈川県・鎌倉ロケで、タイ料理の「タイ村889」にてグルメ企画を行っている。同じく料理をテーマに戦った「【真ん中争奪】横浜中華街で値段予想バトル!」(11月17日配信)では、いつもこの手のゲームに弱い高橋優斗が連敗。「食べようよ、みんなで」(高橋)の一言をきっかけに、猪狩蒼弥は「俺、勝つことに夢中になりすぎて、みんなで食べるっていう選択肢がなかった」「大事なこと忘れてた。本当にありがとう」と、メンバー愛を取り戻すという一幕があった。
このタイ料理屋での撮影は、同日の夜に行われたもので、猪狩、高橋、井上瑞稀の3人が食べたい料理をチョイスし、“全員の答えが揃えば実食できる”というルールに変更。個人戦から一転して、チームワークが試される連帯責任の勝負となった。また、彼らは日中に「【懐かしのガラケー】漢字一文字だけで出会いゴールできるのか?」企画でバラバラの場所にいたものの、見事に再会を果たしたばかり。鎌倉を激走しただけあって、おなかはペコペコのようだ。しかし、第1試合のサラダは8種類もあり、のっけから「選択肢、エグない?」(猪狩)「揃うのか!?」(井上)と困惑。自分が食べたいメニューをほかのメンバーに理解してもらうため、イメージワードを出し合うのはOKだとか。
猪狩は「パパイヤサラダ」でダンサー・振付師のパパイヤ鈴木を想像したのか、「この人のダンス、俺スゴい個性的で好き!」と、コメント。ところが、これは井上が苦手な食材が使われている可能性が高いとして、今度は高橋が「俺のヒントを言うわ。ダンサーかな。ある意味。全部の食材にダンスさせて。一番なめらかな、ちょっとウザい動きするから」と、主張した。解答を出してみると、猪狩&高橋は「豚トロサラダ」で、井上のみ「シーフードサラダ」と記入。猪狩は「豚トロでしょ!? 本当に踊らせたのかよ!」と井上を責め、高橋と2人で謎の“豚トロの舞”を披露したのだった。
そんな中、第2試合の焼き物・揚げ物で高橋が足を引っ張ると、打って変わって「ありえないんですけど!」といら立つ猪狩。高橋は「いや、待ってくれ。この企画の趣旨を思い出してくれよ。俺がさ、散々食べれなかったから、『やっぱちょっと可哀想だと思った』っつったから……」と述べたが、「可哀想な人に合わせる企画じゃないの!」(井上)「何その、下に合わせる企画みたいの!? そういうんじゃない!」(猪狩)などとヒートアップし、口論へと発展するまでに。すると、ここで「Jr.チャンネル」スタッフが「皆さん、もうちょっと仲悪くなってるんで……」と制止。
その言葉で険悪ムードが解け、大笑いしたHiHi Jetsは「俺も本当に申し訳なかった。そっちに行けばよかった」(高橋)「もうちょっとルールを決めていった方がいいよね」(井上)と反省。2品目までの失敗を踏まえて「一番熱量が高かった人に揃えていこう」と、判断基準を設定したのだが……。第3試合は、猪狩がメニュー名を間違えて書くという、まさかの凡ミス。ようやく3人の答えが一致するかと思いきや、ある意味で期待を裏切る展開に。視聴者側はもどかしい気持ちにもなるが、狙ってやっていないからこその面白さを生み出している。
第4試合は「ここに来た目的というか。タイ料理屋さんじゃん。だから食べたいなっていう……」(井上)「海でこれ食いたくね?」(高橋)と会話し、やっと「タイ風焼きそば」で初勝利。心が通じ合ってきたメンバーは次も「シーフードバジルの炒めご飯」をゲットし、仲良く、そしておいしそうに食べている姿に、見ているこちらもつい笑みがこぼれてしまう。さらに、ラストはWチャンスで「タイ風ソーセージ」「豚肉のガーリック炒め」の2品を獲得していた(丸一日がかりの撮影、お疲れさま)。
空腹感が満たされ、冷静になった3人は「人としてのあり方を学んだ気がする。食を通じて」(猪狩)「荒んでたわ」(高橋)「だって、2回戦とか大揉めだったもんね」(井上)「平和が一番だな」(高橋)「争ってもしょうがないよね」(猪狩)「何も生まれなかったね。人ってみんな違うからね、好きなものも。嫌いなものも」(井上)としみじみ。その上で、猪狩が「人を受け入れる心っていうのは、やっぱりあって然るべしなのかもしれないね」と総括するも、最後に高橋は井上に向けて「イカのガーリック食いたかったでしょ?」と、“悪魔の囁き”を投げかけた。
これは、第3試合での猪狩の失態を蒸し返した形だが、「あれ誰のせい?」(高橋)と煽られた井上は「ガーリックはもう……Garryのせいだ! ふざけんな、猪狩!」と憤激。それぞれ溜まっていた不満をぶつけた後、我に返った一同は「結局、バチバチしてんだよ。俺たちは」(猪狩)「その方が俺らに合ってるよね。食べたらちょっと落ち着くんじゃね?」(井上)「世界平和だわ、うまいもんは」(高橋)「ガリさん、さっきはちょっとごめんね」(井上)「全然大丈夫」(猪狩)「俺もごめん」(高橋)と、食事を再開していたのだった。
足並みが揃っていない状態から一致団結し、丸く収まるだけでなく、終盤にも感情を爆発させたHiHi Jets。1本の動画内で起承転結がしっかりしており、最終的にほっこりとするようなオチまでついている。高橋の誘導に乗り、空気を読んでブチ切れた井上をはじめ、彼らのバラエティ能力にすっかり感心してしまった。