『テラハ』レビュー

【テラスハウスレビュー】愛華、凌との“匂わせ”に必死!? 花に対するマウンティングを考察

2019/12/02 22:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(Netflix先行配信)公式サイトより

 見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、11月後半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

愛華、情緒不安定(テラスハウス第23話)

 大学4年生の愛華は、アルバイトの流佳が気になると言っていたが、その後すぐに「(プロバスケットボール選手の)凌くんが気になるかも」と心変わり。

 そんな折、就活のため1年休学することになった愛華は、凌へ「先の自分が全然見えない。CAになりたいよ、なりたいからね、勉強して……留学しようと思ってたから、本当。でも……」と要領を得ない愚痴をこぼす。凌が「CAになるのに留学は必要なの?」と聞くと、「一番必要なのはTOEICの点数だと思う。だからもう逆に塾とか通っちゃった方が……。今じゃないのかなって思ってきた。だから、海外に行くのが……!」と、キレぎみに答える。やがて泣き始めた愛華。凌が「まだ21歳じゃん。失敗してもやり直せるからね」と励ましても、「焦るよ。就活を頑張るために休学決めたから」と跳ねのけ、途中から加わったプロレスラーの花から「まあ、落ちた時は一緒にお酒でも飲みましょう。飲む?」と誘われても、「えっ今日!? 飲まない」と、あからさまにイラっとした表情を見せた。

 一体、愛華は何と言ってほしかったのだろう。気になっている凌に向かって「将来のこと、私だって考えてますよ」というポーズを取りたかっただけということだろうか。

 そもそも、連日深夜まで流佳とスマブラで遊んでいるという愛華に、そう愚痴られたとて、誰も本気と思わないのでは。まずは、就活を頑張るために休学しているのにテラハに出ている、という矛盾に焦った方がいい。


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