サイゾーウーマンコラム元極妻・芳子姐さんのつぶやき元極妻が考える山口組若頭・出所 コラム 「元極妻」芳子姐さんのつぶやき62 元極妻が考える山口組若頭・出所――ヤクザ業界はまだまだ嵐、工藤會総裁は“連載”スタート! 2019/10/27 16:00 待田芳子 元極妻・芳子姐さんのつぶやき 世界初・当代への死刑求刑も 先週の「週刊実話」(10月31日号/日本ジャーナル出版)には驚きましたね。五代目工藤會の野村悟総裁の獄中手記が載っているではありませんか。現役の親分(しかも収監中)の手記ですよ。ワタクシ的にはスクープでしたが、カタギの皆様はいかがでしたでしょうか? 「あの工藤會」の総裁がエロ漫画ばっかり差し入れてくる若い衆を弁護人さん経由で叱ったり、尾崎豊の歌詞に感心したりと、お人柄もうかがえて、なかなかおもしろいです。連載は3回だそうで、とても楽しみです。その野村総裁は、田上文雄会長とともに逮捕から5年もたって、ようやく10月23日に初公判を迎えました。改めて無罪を主張したと報じられましたね。 ていうか検察官9人と弁護団7人が法廷にずらっと並んだそうで、もはや検察官と弁護士さんたちの代理戦争(?)ですよね。傍聴席が18だから、かなり息苦しかったと思います。これが週2で来年の7月あたりまで続くのだとか。弁護士さんたちは過去にヤクザの無罪判決をたくさん取っていらっしゃる方々なので、すごいバトルになるでしょう。 ちなみに以前から警察庁は「工藤會のトップを死刑に」と言ってきましたから、検察官は死刑を求刑する気満々のようです。ヤクザ組織の当代への死刑求刑は日本初というか世界初ですから、マスコミも大喜びですね。まあこれも時代なのでしょうが、日本て、何かといえば「〇〇初」ですよね。こういう「初物好き」は、なんかスケベなオッサンのような気がするのは私だけでしょうか。 前のページ12 最終更新:2019/10/27 16:00 楽天 極姐2.0 目が離せない 関連記事 元極妻が考える神戸山口組銃撃事件――10月に迎える六代目若頭「出所」と工藤會・総裁「初公判」「ヤクザの腕を切り落とした男」の更生ストーリーに涙! 元極妻が考える半グレ問題追悼・安部譲二さん――極道から作家になった「究極のお坊ちゃま」に合掌元極妻が考える山口組抗争の行方――10月の「ナンバー2」出所を前に波乱?ヤクザの抗争をマスコミがあおっている! 元極妻が考える「山口組分裂問題」 次の記事 中学受験に向く子、5つのタイプ >