2019年秋ドラマ初回視聴率

米倉涼子『ドクターX』1位、木村拓哉4位で新木優子はワースト入り! 10月期ドラマ初回視聴率ランク

2019/10/24 12:15
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)公式サイトより

 民放(午後8~10時台)の秋ドラマが始まり、初回視聴率では20.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を獲得した『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)がトップに君臨。2位は『相棒 season18』(16.7%)で、テレ朝ドラマがワンツーフィニッシュを決めた。

 2年ぶり、第6シリーズを迎えた米倉涼子主演の『ドクターX』は、岸部一徳、遠藤憲一、勝村政信といったお馴染みのレギュラー陣に加えて、市村正親、ユースケ・サンタマリア、武田真治、清水ミチコ、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾、戸塚純貴、今田美桜が新メンバーとして加入。前シリーズの初回視聴率20.9%をわずかに下回るも、秋ドラマ唯一の20%超えを達成した。放送されている木曜午後9時台は、前期も大森南朋主演『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』が14.3%で初回トップに着いていたため、2クール連続で同枠がベスト1位をキープしている。

 2位の水谷豊主演『相棒』は、冠城亘役の反町隆史が“相棒”に就任後、5シーズン目に突入。第1話「アレスの進撃」は、消息不明となってしまった主人公・杉下右京(水谷)を捜すため、冠城が日本最果ての離島・天礼島へ向かうという衝撃的な展開で幕開け。船越英一郎がゲスト出演し、北海道で10日間を超えるロケを敢行した。初回は16.7%で、前シリーズ『相棒 season17』の初回17.1%よりダウンするも、「アレスの進撃」後編の第2話も15.4%と、貫禄を見せつけている。また、テレ朝では今年4月から通年放送中の沢口靖子主演『科捜研の女』の最新回(10月17日オンエアー)も12.4%をマークしており、人気シリーズを並べた今期のテレ朝は“最強の布陣”といえるだろう。

 ベスト3位は、ディーン・フジオカ主演の月9ドラマ『シャーロック』(フジテレビ系)で12.8%。世界的に有名なミステリー小説『シャーロック・ホームズ』を原作にしたミステリーエンターテインメントの本作は、ディーンが名探偵・シャーロックならぬ犯罪コンサルタントの誉獅子雄役、相棒・ワトソンにあたる精神科医の若宮潤一役を岩田剛典(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)が演じている。前期の月9ドラマ『監察医 朝顔』は初回に13.7%を獲った後、全話2ケタで完走していたが、『シャーロック』の第2話は9.3%、3話も9.9%と1ケタに下落。平均視聴率ランキングで3位以下に転落する可能性もありそうだ。

 4位には、TBS系の「日曜劇場」で放送中の木村拓哉主演『グランメゾン東京』が12.4%で登場。同作は、ある事件がきっかけで地位や名誉を失ったフランス料理の天才シェフ・尾花夏樹(木村)が、三つ星レストランを作るべく奮起していく物語。初回放送の10月20日は、TBS系で生中継されたプロ野球日本シリーズ「巨人―ソフトバンク 第2戦」の放送時間が延長し、50分遅れでスタートした。かつて“視聴率男”と呼ばれた木村にしては、やや物足りない数字にも思えるが、視聴者の間では「『グランメゾン東京』、王道ドラマって感じで面白い!」「ストーリー的にはベタなのかもしれないけど、見ていてワクワクするし、ご飯がとてもおいしそう」「すべてにおいてカッコいいし、キムタク最高! 今後の展開が楽しみ」と、概ね好意的な感想が目立っている。


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