バーニングプロダクション・周防郁雄社長、いま振り返る“ドンが寵愛したタレント10人”
最強の権力を誇るといわれる“芸能界のドン”ことバーニングプロダクション・周防郁雄社長。
駆け出しの頃は、北島三郎の運転手を担当していたものの、瞬く間に昭和芸能界を席巻し、1971年には、同プロの前身となる「国際プロダクション」を設立。所属歌手第1号である本郷直樹のデビュー曲「燃える恋人」にちなんで、“バーニング”という名前に改称したという。その後、同社は、郷ひろみや小泉今日子、細川たかし、藤原紀香といったスターを輩出するとともに、芸能界における絶対的権力を掌握し、その動向を左右する存在に。まさに“芸能界で最も成り上がった運転手”といえるだろう。
そんな周防社長が、寵愛した芸能人は小泉今日子や藤原紀香、芦田愛菜と数知れず。また、芸能界で絶対的な“権力”を誇る周防社長とバーニングの力がスキャンダルを揉み消すことなど容易……といったように、業界を騒然とさせるニュースをいくつか起こしている。
バーニング・周防郁雄社長が寵愛した5人の女
寵愛を受けた1人目は、歌舞伎俳優・片岡愛之助の妻であり女優の藤原紀香。よくも悪くも、ドンの名前が一般層にまで知れ渡るようになったのは、「紀香の存在が大きかった」と週刊誌記者は語る。
「もともと島田紳助から紹介された紀香を、ドンは『絶対にスターにするべき』と、関係各所に猛プッシュ。その効果は絶大で、連ドラ主演連発からCM女王と、紀香は一躍時の人になりました。しかし、加藤雅也との交際をドンに反対されて破局して以降は、陣内智則とスピード離婚するなど、男性関係がやや不安定に。さらに紀香は、ドンへの再婚報告を後回しにしたため、一時期は関係が悪化していたんです。これらの情報がインターネットに出回ったことで、紀香とドンはセットで語られるようになりました」
バーニング・周防郁雄社長が寵愛した芦田愛菜
寵愛といえば、芦田愛菜は当時8歳にして、周防社長とのつながりを周囲に猛アピールしていたという。周防社長は芦田のことを相当気に入っており、現場に顔を出しては、孫娘を見るかのような温かいまなざしを向けていたとか。
12年に入ってから、現場からは、芦田のことを「“愛菜ちゃん”ではなく“芦田さん”と呼ばなければいけない」という話まで飛び出した。突拍子もないウワサが次々と流れる芦田だが、彼女についていい顔をしない制作スタッフや芸能プロ関係者が多く存在するという。それは、周囲を取り巻く状況以上に、芦田自身の態度に変化が見られているからだという。芸能プロ関係者が苦笑交じりに話す。
バーニング・周防郁雄社長が寵愛した山本彩
15年大みそかに放送された、『第66回NHK紅白歌合戦』の出演者についても、周防郁雄社長の“お気に入り”が当落を左右していたようだ。その年の『紅白』で、SKE48とHKT48の落選。本家のAKB48に比べれば、知名度や売り上げが及ばないことは自明の理だが、それ以上に「AKB全グループで最も解散に近い」「選抜総選挙にランクインするメンバーが少ない」といわれている“NMB48”が当選したことに、ファンは驚きと憤りを隠せないようだ。芸能プロ関係者は「今回の当選は、確実にNMBの中心メンバーである山本彩の存在によるもの。山本は『紅白』の選考に多大な影響力を持つバーニングプロダクション・周防郁雄社長の“お気に入り”」と話す。
バーニング・周防郁雄社長が寵愛した宮根誠司
オリコンが2017年の「好きな男性アナウンサーランキング」を発表し、フリーアナウンサー・羽鳥慎一が、3度目の首位を飾った。一方、過去の不倫騒動が“再燃”した同じくフリーアナウンサーの宮根誠司は、トップ10から姿を消すことに。しかし、宮根のギャラは、「大型特番の出演ともなると、1000万円近いギャラを1日で稼ぐことまである」とテレビ局関係者は語る。そして、宮根の大躍進を支えたのは、“芸能界のドン”ことバーニングプロダクション・周防郁雄社長の寵愛によるものだという。
バーニング・周防郁雄社長が寵愛したNOBU
年末の風物詩「日本レコード大賞」。16年に「週刊文春」(文藝春秋)が報じた「1億円買収騒動」により、一気にブラックなイメージが拡散してしまった。同騒動には、バーニングプロダクションが関係していたというが、17年の“新人賞内定”といわれるNOBUというアーティストに関しても、やはり同社が深く絡んでいるという。
「NOBUは現在、周防社長から、新人では考えられないほどの好待遇を受けています。各地でのプロモーション活動は、全て周防社長が支援している状況のため、スポーツ紙の音楽担当記者は、NOBUの出身地の宮崎など、どこへでも取材に飛ばされています。そして、読者のことはお構いなしで、スポーツ紙に何度も彼の記事が掲載されているわけです。過去にも、周防社長の新人プッシュは、何度か業界を騒がせていますが、NOBUの場合は特にご熱心。『レコ大』新人賞どころか、『NHK紅白歌合戦』初出場まで狙っているといった話まで出ています」(スポーツ紙デスク)