【テラスハウスレビュー】新メンバー・凌が驚愕? 「テラハあるある」水回りが汚すぎる問題
見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「TOKYO 2019-2020」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、10月前半の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。
流佳、スパイダーマンへの道(テラスハウス第17話)
スパイダーマンになりたいという夢を持つアルバイト青年の流佳。現在は原宿のムラサキスポーツでバイトしているが、スパイダーマンになるため、転職を計画中。そしてついに、マーベルファンが集う下北沢のバー「GOOD VIBES BAR」の面接までこぎ着けた。
オーナーとの面接で「スパイダーマンになりたいなって」と志望理由を語ると、 オーナーは「なるほどね。お客さんでコスプレしてる人とかは、めちゃめちゃ来るし。スパイダーマン、なってよ。なってもらえたら、こっちとしても最高だから」と優しく包み込む。シフトの話題になると、「ムラサキスポーツは辞めて、こっちに週3か2回来たい」と話す流佳。週2か3回のバイトでなれるほど、スパイダーマンも甘くないはずだが。
流佳の小さな前進はまだ続く。英会話教室「NOVA」に通い始め、「ウィークエンド」という単語を「ウォーキングデッド」と4~5回読み間違えながらも、勉強に励んでいる様子だった。
そんな彼を神様は見ていたのか、ある夜、流佳の手首にクモが刺したような跡が(スパイダーマンは“特殊なクモ”に刺されたことで、超能力を得るという設定)。流佳は「起きたらさ、ここに噛み跡が。これクモかなぁ。ここ本当にスパイダーマンの場所だよ、ここは」と、メンバーにうれしそうに報告する。よかった、よかった。もう流佳は、優しい大人にだけ囲まれ、ただそのまま生き伸びていってほしい、という感情しか湧かなくなってしまった。