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月9『監察医 朝顔』最終回13.3%で有終の美も……「特別編」放送に「余計なことしないで」の声

2019/09/24 17:45
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『監察医 朝顔』(フジテレビ系)公式サイトより

  上野樹里が主演を務めた月9ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)の最終話が9月23日に放送され、平均視聴率13.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。月9ドラマとしては、2年ぶりに全話視聴率2ケタ超えという偉業を成し遂げ、早くも30日には「特別編」が放送されることが決定している。しかし「特別編楽しみ」といった喜びの声が上がっている一方、一部のネットユーザーからは「『ラジエーションハウス』みたいに、ほぼ“総集編”みたいな内容だけはやめてよね」と懸念する声も多い。

 『監察医 朝顔』は同名漫画が原作だが、主人公の新米法医学者・万木朝顔(上野)は、阪神淡路大震災の被災者から、2011年に発生した東日本大震災の被災者という設定にアレンジされており、その内容は、朝顔が遺体から“生きた証し”を見つけていくというヒューマンドラマ。刑事であり父親の平役を時任三郎、同じく刑事で夫の桑原真也役を風間俊介、また娘のつぐみ役を加藤柚凪がそれぞれ担当した。

「原作では、夫である真也が事件に巻き込まれて死亡してしまうのですが、ドラマでは大規模な土砂災害に巻き込まれるも生還。これに、ネット上では『生きててよかった』と安堵の声が続出しました。そしてラストでは、今までトラウマにより訪れることができなかった震災の地に、家族とともに足を運んだ朝顔が、涙を流しながら、亡くなった母に呼びかけるシーンが描かれ、ネット上では『いいエンディングだ』『最終回、本当によかった。感動した』といった声が飛び交っていましたね」(芸能ライター)

 そして、早くも30日には「特別編」が放送されることが予告で発表されたのだが、一部のネットユーザーからは不満の声が出ることに。

「月9では4月期に放送されていた『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』でも、同じように最終回の翌週に特別編が放送され、これがネット上ではかなり不評だったんです。というのも、2時間のスペシャルドラマのほとんどが、今までの内容をまとめた総集編だったため、新しいストーリーを期待していた視聴者からは『がっかり』『あんなの特別編でもなんでもないし、やる意味あった?』『まじで時間を返してほしい』と不満の声が噴出。そのため、今回の『朝顔』の特別編に関しても『ラジハみたなことになるくらいならやらなくていい』『せっかく綺麗に終わったんだから、余計なことしないでほしい』と懸念する声が多く聞こえてきています」(同)


 そもそも、次週に特別編を放送するのであれば、「最初からそれを最終回にすればよくない?」と指摘する声も多い。果たして、次週の「特別編」でも視聴者を満足させることはできるだろうか。

最終更新:2019/09/24 17:45
監察医 朝顔(上)
フジテレビのやりかねないところ、嫌いじゃないよ