小山慶一郎、『バラいろダンディ』レギュラーへ! 不祥事で日テレからMXに移動で関係者騒然
9月20日、NEWS・小山慶一郎が、情報番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX)に隔週レギュラーとして木曜コメンテーターに起用されることが、同局より発表された。小山は7月より同局の月1特番、健康促進バラエティー番組『小山慶一郎の健者BORDER30~専門医が導く健康への分かれ道~』で司会を務めており、ジャニーズ事務所所属タレントでは初となる“MX進出”を果たしていたが、その裏で、MXとジャニーズの関係が、やや緊迫した状態になっていたという。
昨年、小山は未成年女性との飲酒同席報道の影響から、キャスターを務めていた『news every.』(日本テレビ系)を降板。その後の新規レギュラー番組が『BORDER30』に決まると、一部業界関係者は騒然となったという。
「MXは、自ら“ワケアリ”な有名人を歓迎すると謳っているとおり、人気や実力があっても、不祥事などでキー局からお呼びがかからないタレントを積極的に起用しています。また、元ジャニーズの起用も積極的で、現在は元Jr.ユニット・Love‐tuneのメンバーたちからなる『7ORDER project』のレギュラー番組『イケダンMAX』も放送中。こうした背景から、現役ジャニーズである小山がMXに進出したのは衝撃的でしたが、7月の時点で『バラいろダンディ』レギュラーも視野に入っていたのでしょう」(スポーツ紙記者)
ところが8月、「週刊文春」(文藝春秋)が、同局人気番組『5時に夢中!』の“顔”であるレギュラー出演者、マツコ・デラックスと、元SMAPの退所メンバーをめぐる不穏な関係を報道。なんでも稲垣吾郎が同番組にレギュラー出演する案が浮上した際、マツコが“圧力”をかけて阻止したというのだ。
「取材に対して、マツコは直接的な圧力こそ否定したものの、『今後、稲垣を起用するなら、自分が番組を降板する』という意思があったことなどは認めていた。つまりマツコとジャニーズの“癒着”疑惑が浮き彫りになった格好で、一歩間違えれば、マツコ自身だけでなく、番組や局も巻き込む大騒動に発展する可能性もあり得たんです」(同)
しかし、マツコ本人の“対応力”のおかげか、この件はすぐに収束に向かい、渦中の人物であるマツコや稲垣をはじめとして、誰も“炎上”することはなかった。
「この『文春』の記事がきっかけとなり、もし視聴者から局やスポンサーに対し、『元SMAPメンバーに圧力をかけるな』『ジャニーズに忖度するのか』などのクレームやバッシングが鳴り止まない状況に発展していたとすれば、小山の起用はまさに“火に油を注ぐ”こととなります。『ダンディ』のレギュラーは当然見送られていたし、『BORDER30』も静かに終わらせていたことでしょう」(テレビ局関係者)
こうして、MXという新しい基盤での活動を本格始動させた小山。果たして実力を発揮し、視聴者から支持を集められるのか、注視していきたい。