V6・三宅健、トニセン舞台について「決して知ることのない隠れたエピソード」の存在匂わす
V6・三宅健がパーソナリティを務める『三宅健のラヂオ』(bayfm)。9月2日深夜の放送回では、現在3人で舞台に出演中の20th Century(坂本昌行、長野博、井ノ原快彦のユニット)に言及した。
20th Century(通称:トニセン)は、2017年に音楽と演劇が融合した3人だけの舞台“Play with Music”=TWENTIETH TRIANGLE TOUR(“TTT“)という、新たなジャンルでの作品作りをスタート。第一弾は『戸惑いの惑星』(17年)を上演し、19年7〜9月にかけては第二弾として『カノトイハナサガモノラ』に出演中だ。
この日、同作品を観劇したというリスナーから「『20th Centuryデス』という曲の歌詞の中に“ケンゴウオカダ”というカミセン(Coming Century=森田剛、三宅健、岡田准一のユニット)のお名前が入っていたことに健くんはお気づきになりましたか?」というメッセージが届くと、三宅は「そうそう。井ノ原くんに聞いて後で知ったんですけど。御徒町凧くんが書いてくれた詞みたいで。本来、普通だったら、“ゴウケンオカダ”になるところを“ケンゴウオカダ”にしたんだ、って言ってたらしい」とコメント。
御徒町凧とは、今回の舞台の脚本・演出を担当した人物。V6や井ノ原のソロ曲の作詞もしている詩人で、三宅とも親交が深い人物だ。そんな御徒町が、「健がこれを見ると思うと泣けるなぁー」と言ってたと井ノ原から聞いたらしく、「それがどういう意味だかわかんないんだけど」と前置きしつつ、舞台の感想を「やっぱりトニセンのことをよく見てくれてるし、すごく近くにいてくれる人だから、彼の切り取るトニセンっていうのを見てみたいなっていうのもあったし、すごく良い舞台だったなぁー」と語ったのだった。
さらに三宅は、「坂本くんがさー、良いんだよねー」と坂本が壮大に役を演じている姿が良いと語り、「井ノ原くんって面白くて。リアルなのか芝居なのかわかんない、その狭間を行ったり来たりしてて」「長野くんもなにかこう、舞台の中の長野くんをちゃんと演じてて……」と、トニセン3人の芝居のスタンスがそれぞれに違うことを指摘し、「バランスがすごくいい」「面白かった」と称賛。
また、この舞台には「ファンの人も決して知ることのない隠れたエピソードも、そこの中にメッセージとして込められている」ことを明かし、「僕はそういうのを知ってたりするから、『あー、そういう意図があってこのセリフをこのメンバーに言わせてるんだろうなぁー』とか。まぁ、なかなか気付く人はいないでしょう」と、V6として身近にいるメンバーだからこそ知っているエピソードも入っていることを匂わせたのだった。
この放送にネット上では、「健くんからトニセン舞台の話聞けてうれしい」「『カノトイ』を見る視点が、愛情もありつつ、やっぱり作る人のものだなあ」「健くんがこの舞台大好きなのが伝わってきて幸せな気持ちになった」「トニセンの演技のバランスの話とか楽しかった」などのコメントが寄せられていた。