「元極妻」芳子姐さんのつぶやき59

元極妻が考える山口組抗争の行方――10月の「ナンバー2」出所を前に波乱?

2019/09/01 16:00
待田芳子

「狙うのはトップでなくてもいい」?

 銃撃されたAさんは宿直の当番だったようで、幹部ではないと聞いています。「週刊大衆」(9月9日号・双葉社)では、幹部を狙いたくてもガードが堅いので、しびれを切らした神戸山口組の関係者が「弘道会の人間なら誰でもいいから、やっちまえ」と思ったのではないかという六代目山口組関係者のコメントを紹介しています。

 これが本当だと、とても怖いですね。「誰でもいい」ってなっちゃうのは最悪です。たとえば対立組織の関係者の「家族でもいい」となったらどうでしょうか。報復として家族や恋人に危害を加えるのはヤクザに限ったことではないですが、最悪のシナリオです。

 とはいえ、現段階で神戸山口組の犯行と決めつけるのもどうかなと思います。22日は神戸山口組のトップのお誕生日で、友好団体の親分衆がトップの出身母体である山健組本部にごあいさつに来ています。もちろん防弾チョッキ着用の兵庫県警の皆さんやマスコミもたくさん見えていました。

 仮に銃撃事件が神戸山口組の関係者の犯行だったとして、親分のお誕生日の前日にわざわざ狙うものでしょうか。はっ、もしかして親分へのバースデープレゼント? それはちょっと微妙ですよね。事情聴取で連行されることもあるかもしれませんから。お誕生日に連行とは悲しすぎます。

 なので、この件についても今後の捜査の行方を見守りたいですね。まあ警察も、高知県警のトリプル不倫とか広島県警警部補のわいせつ行為による処分とか、毎日なにかしら不祥事が報道されていますから、心配ではありますね。


最終更新:2019/09/01 16:00
新品本/極姐2.0 ダンナの真珠は痛いだけ 待田芳子/著
穏便に暮らしたい