カルチャー
浜崎あゆみウォッチャー座談会

浜崎あゆみは、なぜいま松浦勝人氏との恋を暴露した? 小説『M 愛すべき人がいて』徹底考察

2019/09/01 16:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

C 私ちょっと、一部のあゆファンに物申したいことがあるんだけど。楽曲の方の「M」がリリースされた2000年12月って、ちょうどあゆがTOKIOの長瀬智也と付き合いだした頃なのではないかと言われていて、ずっと「『M』の歌詞は長瀬のことを歌っている説」があったみたいなの。でも今回、「M」は松浦会長だということがわかって、一部のファンが「幻滅した」みたいなこと言ってて……本当に、勝手なこと言いやがって! と思ったよ。あゆのこと本当に好きなの!?

A あぁ、確かにいるね。「歌詞の意味を知りたくなかった」とか言ってるファン。私は当時のことをあんまり知らないけど、松浦会長と付き合っていたのは、広く知られた話だったんでしょ?

B そうだよ。うわさはずっとあったし、確か08年には、過去の2人のキス写真が「フラッシュ」(光文社)に載ったはず。

C なんで一部のあゆファンが『M』に怒ってるのかって、「松浦会長というよくわからない人に、大好きなあゆが入れ込んでるのが嫌」ってことなのかもしれない。松浦会長は、プロデューサー・Max Matsuuraとしても有名だけど、それ以上に「エイベックス社長/会長」のイメージが強いと思うの。みんなそこまで、松浦会長のこと知らないんじゃないかな。あと、元も子もないけど、あゆと松浦会長が並んでいても、あんまり絵にならないというか……。もし松浦会長が芸能人みたいなルックスだったら、あゆの奴隷感も出ないし、ファンもみんな『M』を大絶賛したと思っちゃう!

B わかるよ、言いたいことは。長瀬とあゆのツーショット写真、どれもすごく絵になってて素敵だし、2人にあこがれてた友達はいっぱいいた。それと比べ、松浦会長とあゆは、カップルとしての「あこがれ」にはなりにくいかもね……。確かに私もMax Matsuuraがどれだけ偉大なのかって、あんまりよく知らないなぁ。

A 松浦会長のことをあまり知らないファンからすると、『M』で「マサ(※松浦勝人)のために歌っていた」なんて書かれちゃうと、やっぱり「どうして?」と思っちゃうのかも。本を読むと、最初から最後まで「マサ」「マサ」「マサ」「マサ」! あゆは、自分が歌いたいから歌っているわけじゃないんだなぁと思った。

C 私は、あゆって歌うこと自体に、もはや興味を失っているのではないかと思ってる。むしろ、「歌っている私」という存在によって、誰かに影響を与えたい……みたいなことを考えている気がするよ。『M』の中で、あゆは、お母さんとおばあちゃんとの生活を支えるために、女優の仕事を頑張っていたという描写が出てくるけど、それと同じ。

B あゆの一般的なイメージって「自分のやりたいことをやっている意志の強い歌姫」かもしれないけど、『M』を読んで、あらためて全然違うなと思った。Cさんの解釈も踏まえると、よりそう感じるよ。

A 私もあゆのこともっと好きになった(笑)! ちなみにあゆ、『M』の中で、あと20年歌い続けると言ってるよね。

C 「懐メロ歌手なんかにはならない」ともね。いや実際問題、もう懐メロ歌手になってると思うんだけど(笑)、60歳のあゆがどんなステージを見せてくれるか楽しみ!

最終更新:2019/09/01 16:00
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