モンペ予備軍!?

若槻千夏、奥山佳恵、木下優樹菜……教育現場に苦言を呈して賛否両論!

2019/08/04 15:00
福田マリ
若槻千夏公式プロフィールより

 子どもが通う学校などに対して、自己中心的かつ理不尽な要求をする親……「モンスターペアレント」。そんなモンペに苦労している教師も少なくないというが、子どもを持つ芸能人が教育現場について意見を述べ、物議を醸すことも多い。タレントの若槻千夏もその一人だ。

 7月21日放送の『zero選挙 2019新時代の大問題』(日本テレビ系)に出演した若槻。番組には現役教師が出演し、過重労働問題について「18時以降に電話に出ない」という対策を提案した。しかし、若槻が「何かあったら、どうするんですか」「もし子どもが帰って来ないなって、心配になって探すけど、結局見つからなかったときに学校に電話するのが、たぶん親だと思う。それも対応してくれないということですか」と反論。教師が「それは学校の役目ではなく、例えば万引きがあったら警察の役目、ほかに何かあっても親の役目」と回答すると、若槻は「寂しくないですか? だって、『ごくせん』(同)を見て育ったでしょ? みんな『(3年B組)金八先生』(TBS系)見たでしょ? そこはビジネス化したらダメでしょ?』と声を荒げた。

「若槻の発言に、ネット上からは『信頼関係が築けないという意味では同感』というコメントがある一方で、『こういう親がいるから先生の負担が増える』『時間外に何かあったら親の責任』とさまざまな意見が飛び交いました」(芸能ライター)

 女優の奥山佳恵は2018年3月25日、「もの申す」と題し、自身のブログを更新。次男が通う支援型幼稚園の対応を批判し、ネット上を中心に話題になった。

 ブログを更新した前日の24日、次男が幼稚園の卒園式を迎えたという。しかし、23日の夜に突然、「卒園児の兄弟は年齢を問わず一切、式に参加できません」と幼稚園から言われたとのこと。奥山はこの連絡に、「こんなこと、聞いたことありますか? 卒園式の様子を家族が見れないって? 『どうしてですか?』明確な理由が知りたかった」と憤慨。「私、明日直接、園長先生に思いのたけをブツけますから大丈夫です」と、卒園式終了後に園長に抗議する決意を固めたという。そして当日、園長から「スペースが確保できなくて」と説明されたようだが、「キレイな卒園式なんて保護者は望んでいない。それは誰が望むことなんですか、学園側だけなんじゃないですか、これいったい、誰のための卒園式なんですか?!」と執拗に非難した。


「奥山の主張にネットユーザーからは、『前夜に連絡する園にも配慮が足りなかったかも』というフォローの声もありましたが、『物理的に無理なんだから仕方ない』『園への不満はネットに書かず気が済むまで幼稚園と話せばいい』などとブーイングが多数寄せられました」(同)

 また、タレントの木下優樹菜は自身のインスタグラムで、学校の熱中症対策について言及したが、賛否を呼んだ。

 18年7月19日、「熱中症のニュースについて」と切り出し、「今いろんな学校でも 毎日のように、熱中症で搬送!とかニュースで見るんだけど、学校に送り出す親としては、ハラハラしちゃうよね。大丈夫かなぁって。今日も元気に帰ってきてくれて、ありがとう。てなるよ」と2児の母としての本音を吐露。また、自身の学生時代は水筒も持ち込みが許されていたというが「いろんなとこで、児童が、熱中症になっているのに、いまだに、水筒持ち込み禁止とか。。子を送り出す親としては、心配でしかたないよねー。部活やってる子とかも特にね」と、学校の制度に苦言を呈した。

「この投稿に、ネット上から『学校側にこういう親の意見が届いてほしい』『親として同感』と共感が集まったものの、木下がハッシュタグで『葛飾区大丈夫ですか?』『おい地元!!!!』と特定の地域を指したため、『言いたいことはわかるけど、影響力のある芸能人が地名を名指しするのはどうかと……』というコメントも散見されました」(同)

 子どもに対して愛情深いのは素晴らしいことだが、影響力がある芸能人である以上、まずは感情を抑えた発言を心がけた方が良さそうだ。
(福田マリ)


最終更新:2019/08/04 15:00
ユキナ育。/木下優樹菜
ママタレは“炎上”したらおしまいでしょ