【テラスハウスレビュー】ケニーは何がしたいのか? 莉咲子とのラブストーリーに募る疑惑
春花との口論に嫌気が差した莉咲子。午前2時にもかかわらず、「遊びに行ってくる」とケニーに告げ、渋谷のクラブ「エッグマン」に繰り出した。
そのことをケニーから知らされたアルバイト・流佳は、「大丈夫なの? この時間に家出て。この時間から会える友達いるの? 電車ないよ」と莉咲子の身を本気で案じ、「ケニーさんついてってくださいよ、そういう時。ダメすぎるっしょ、一人は」とケニーに物申した。
10歳以上年下の流佳に説教されたケニーは、「ここで俺がついて行ったら余計、春花と莉咲子がこじれるじゃん」と言い訳したものの、流佳は「この時間に女の子がクラブ行っていいの? ダメな時間でしょ、今が一番。俺、迎え行きますよ、一人だったらさすがに。ダメだと思う、俺は」とキッパリ言い切った。
いつもクネクネニヤニヤしている流佳に、こんな男気があったなんて! と見直した一方で、午前2時のクラブってそんなに恐ろしい場所なのか……と都会の闇も感じたシーンだった。
流佳、デートでおごられる(第10話)
流佳は、「香織さんっていう人間のこれからを見たい」という理由で惹かれている、8歳年上のイラストレーター・香織とデートにこぎ着けた。新宿の世界堂へ行ったのち、流佳は「お礼したいんでご飯行きません?」と食事に誘うことにも成功。テラハに住んでから「卵かけご飯デビュー」した香織のために、流佳は卵かけご飯がおいしい店をリサーチして連れていったのだが、お会計は香織が担当。
流佳は「香織さん待って、俺が……」と止めるものの、「さすがにハタチの子に……大丈夫です」と、やんわり拒否されてしまう。「えー、ダメっすよ……お礼なのに」と弱々しい声を出し、頭を抱える流佳だが、最後まで自分の財布を取り出すことはなかった。おごられ慣れている女子がよくやるパターン。本当に払う気、あったのだろうか。流佳、今こそ男気を見せるところだったのでは!?