どんどん“スッキリ”できなくなってきた

加藤浩次、『スッキリ』謝罪は「吉本に懐柔された」? 岡村隆史は「辞めさせない」主張

2019/07/26 13:57
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
『スッキリ』(日本テレビ系)公式サイトより

 吉本興業の経営陣刷新を求め、退社も辞さない構えを示していた極楽とんぼ・加藤浩次が、7月26日放送の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)にて、自身の発言により「事が大きくなっている」として謝罪。加藤が大きく態度を変えたことに、ネットユーザーからさまざまな声が上がっている。

「“闇営業”問題に揺れる吉本興業をめぐっては、雨上がり決死隊・宮迫博之とロンドンブーツ1号2号・田村亮が20日に開いた謝罪会見で、岡本昭彦社長から『(会見を開いた場合)全員連帯責任でクビにする』と言われていたことを暴露。22日放送の『スッキリ』では、番組MCの加藤が吉本サイドへの不信感をぶちまけ、『経営陣が変わらないなら僕は辞める』と断言していました」(芸能ライター)

 すると23日には、加藤と大崎洋会長の話し合いの場が設けられることに。同日の『スッキリ』でも「気持ちは決まっている」と強気な姿勢を見せた加藤に、業界内外から注目が集まっていたが……。

「24日放送の『スッキリ』で、加藤は『平行線のまま』に吉本側との話し合いが中断されたことを報告。大崎会長から『持ち帰らせてくれ』と言われたためだと説明しましたが、『これからまた引き続き話をしながら決定していきたい』ということで、加藤の去就も保留となりました」(同)

 そして25日、吉本はコンプライアンスやマネジメント体制を強化するための「経営アドバイザリー委員会」を設置すると発表。26日放送の『スッキリ』でもこの話題を取り上げ、加藤は「見届けたい」などとコメントした。


「さらに、『僕がこういうことを発言したことで事が大きくなっていることは、本当にお詫びと謝罪したいと思う』と、自身の言動が騒動を広げてしまった点について謝罪。これに対し、ネット上には『加藤に便乗するかのごとく、若手芸人からも事務所批判が続出して、本来の問題が見えにくくなってた』『発言の重みや影響力を考えてなかったのなら、情報番組のMCとしてどうなの?』『吉本を批判する加藤の姿勢を評価してたのに、ここで謝っちゃうなんてカッコ悪い』『結局、吉本に懐柔されたのでは?』と、加藤に苦言が寄せられています」(同)

 その一方で、「加藤が勇気ある発言をしなければ、状況は何も変わらなかったと思う。謝る必要はない!」「一回仕切り直しをする意味で、冷静になるのも大事」と擁護の意見も。ネット上では、加藤の謝罪をめぐって意見が分かれている状況だが、芸人仲間からは「辞めさせない」との発言が飛び出した。

「加藤が『スッキリ』で謝罪をする前日の25日深夜に放送された、ナインティナイン・岡村隆史がパーソナリティを務めるラジオ『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)では、岡村が『加藤浩次が辞める必要性はどこにもない』『勝手に言いますけど、加藤浩次は辞めません』と主張。岡村は加藤と直接電話で話したらしく、『感情的になったらあかん』『吉本興業にいないといけない人間やし、いなくなったら困る』などと説得したことも明かしていました」(同)

 加藤はこのまま吉本興業や芸人仲間に手懐けられてしまうのか、それとも再び“狂犬”が牙をむくのか――今後の動きを注視したい。

最終更新:2019/07/26 13:57
素顔の岡村隆史
逆に話をうやむやにする手伝いをしちゃったね