[ジャニーズ・メディアの裏側]

「ジャニー社長追悼」のDA PUMP、w-inds.……過去に受けたジャニーズ圧力は「メリー氏の指示」!?

2019/07/11 18:25
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
他事務所からも愛されるジャニー社長は偉大です

 7月9日、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血のため死去。同事務所のタレントたちから続々と“追悼コメント”が発表される中、DA PUMPのISSAやw-inds.の橘慶太といった他事務所所属の男性タレントも、自身のSNSで追悼の意を表した。これについて、一部業界内外から「ジャニーズの“圧力”を受けた被害者からもコメントが出るとは」と、注目が集まっているという。

「ジャニー氏が死去した翌日の10日、事務所は所属タレントによるジャニー氏への追悼コメントを正式発表しました。一方、ISSAは9日に自身のTwitterを更新し、『ジャニー喜多川様のご冥福を心よりお祈り致します』と追悼文を投稿しています」(スポーツ紙記者)

 また10日には、橘も自身のTwitterで「素敵なグループを数多く生み出し、僕は沢山の影響を受けました。ジャニーさんがいらっしゃらなかった 僕は歌って踊る事を始めていなかったかも知れません。今いるダンスボーカルグループは皆んなそうだと思います。ジャニー喜多川様のご冥福を心よりお祈り致します」(原文ママ)と投稿。ジャニーズ以外の芸能人からも続々とコメントが集まっているが、中でもISSAと橘への注目度は高いようだ。

「というのも、1990~2000年代はまさに“ジャニーズ最盛期”。同じ頃に他事務所からデビューしたDA PUMPやw-inds.は、ジャニーズと同じ“踊って歌える男性グループ”だったことから圧力を受けていたようです。当時のジャニーズといえば、他事務所の男性グループに対して、『存在自体を認めない』というような方針を取っており、出版社やテレビ局に対して『彼らを使うなら、ウチのタレントは一切登場させない』と、あからさまに要求していたと言われています」(芸能プロ関係者)

 ジャニーズの“圧力”は、DA PUMPやw-inds.などの歌手だけに向けられていたわけではなかった。


「93年に堂本光一と堂本剛がKinKi Kidsとして活動をスタートさせましたが、翌94年にアイドル的人気を誇ることになるお笑いコンビ・グレートチキンパワーズがデビューすると、『大阪出身のユニットで、キャラがかぶる』という理由で、各所に圧力をかけていたそう。その後、グレチキの人気は下火になり、05年に解散しています」(同)

 このような“圧力”の存在はネット上でも知られているため、ISSAや橘がジャニー氏を偲ぶコメントを出したことに対して、「つらい時代もあっただろうに……」「大変な思いもしたはずなのに、こういう風にコメントできるのはすごい」など、“恩讐を超えたコメント”だと反響を呼んでいる。

「現在の芸能界は、複数の大手プロダクションから男性ユニットやアイドルグループが誕生していますが、これはジャニーズの力が弱まったというより時代の流れでしょう。このご時世、以前のように圧力を行使したところで、その実情を暴露でもされようものなら“炎上騒ぎ”では済みません。ただ、ネット上ではジャニーズの圧力について『ジャニー氏の指示』とされているようですが、実際にこうした“裏方仕事”に回っていたのは、メリー喜多川副社長のようです。ジャニー氏自身は、他事務所のタレントにこうした被害があったことさえ、把握していなかったと思います」(テレビ局関係者)

 ジャニーズと他事務所男性アイドルの共演も、今後は実現していくのかもしれない。

最終更新:2019/07/11 18:25
ジャニーズカウントダウン・クロニクル
恐るべし、メリー喜多川副社長……