なぜアラサーが高校生役を

岩田剛典と前田敦子は「無理がある」? 主演はゴリ押し? 映画『町田くんの世界』圏外のワケ

2019/06/12 18:40
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
『町田くんの世界』公式サイトより

 6月7日に公開された映画『町田くんの世界』が、週末の映画ランキング(興行通信社調べ)でトップ10圏外の13位だったことがわかった。

「漫画家・安藤ゆきが『別冊マーガレット』(集英社)で連載していた同題作品は、勉強も運動も苦手だが、人を愛し、愛される男子高校生・町田一の物語。映画化にあたって、一役に細田佳央太、ヒロインの猪原奈々役には関水渚と、それぞれ新人を抜てき。そんな2人の脇を固めるように、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE・岩田剛典や元AKB48・前田敦子、そして高畑充希に太賀、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市や北村有起哉、松嶋菜々子といった人気・実力派俳優たちがキャスティングされています」(芸能ライター)

 また、監督は『舟を編む』(2013年公開)などを手がけた石井裕也氏、主題歌には平井堅が書き下ろした新曲「いてもたっても」が起用されているだけに、話題性は十分。しかし、ランキングでは同日公開のディズニー映画『アラジン』が1位を獲得し、4月12日から大ヒット上映中の『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』が10位に留まる強さを見せるなどし、『町田くんの世界』はまったく太刀打ちできなかった。

「そもそも公開前から、岩田、前田、高畑、太賀という“アラサー”の役者たちが高校生役を務めることは、『無理があるのでは?』『20代前半の役者ならまだしも、なぜこのメンツ?』と、疑問視されていた。結局、実際に映画を見たネットユーザーからも『コスプレ感がハンパなかった』『原作のさわやかさがキャスティングで台無しに』との批判が寄せられています。『メイン2人が新人だから、ベテランで固める必要があったのかも』という声も聞かれますが、そのために10代の役をやらされる岩田らが気の毒でもあります」(マスコミ関係者)

 一方、そんな新人の細田&関水には「フレッシュで良かった」との書き込みも散見されるが……。


「細田は14年に俳優デビューを果たしていますが、関水は15年に『第40回ホリプロタレントスカウトキャラバン』のファイナリストになった後、17年に『アクエリアス』(日本コカ・コーラ社)のCMでデビューし、あとはグラビア活動がメインでした。それが今回の『町田くんの世界』で、1,000人を越えるオーディションからヒロイン役を“勝ち取った”として話題になっていたんです。しかし、すでに来年1月公開の映画『カイジ ファイナルゲーム』のヒロインにも決まっており、ホリプロの“ゴリ押し”が始まっているとみられます」(同)

『カイジ』ファンからも、「関水渚って誰?」「すごい勢いで押されてるね」という反応がチラホラ。『町田くんの世界』では好印象を与えているだけに、事務所のゴリ押しでアンチが増えないことを願うばかりだ。

最終更新:2019/06/12 18:41
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