令和の象徴に?

天皇陛下と雅子さまは「令和の理想の夫婦」になる? 「平成時代との違い」を皇室ウォッチャー解説

2019/06/01 19:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

愛子さまにとってはどんなお父さま/お母さま?

――お二人の夫婦像が、令和時代の「お手本」になりそうだと感じる点はありますか。

X 雅子さまが陛下のお妃候補として報道されていた当時、ちょうど女性の社会進出が始まった頃でした。雅子さまは、まさにその代表格だったのです。ハーバード大学、東京大学を経て外務省に勤務するキャリアウーマンという経歴の女性が、皇太子妃になられるというは当時衝撃的なことだったと記憶しています。社会に出られたことのある雅子さまと、海外留学の経験を持つ陛下というご夫婦は、今の日本国民の感覚に寄り添うことができると思います。また、ご夫婦としてもそうですが、今後、雅子さまご自身の存在感が令和の象徴になってくる気もしています。雅子さまをお手本にしたいという日本女性は増えるのではないでしょうか。

――愛子さまにとって天皇陛下と雅子さまは、どのようなお父さま/お母さまだと思われますか。

X 愛子さまは、勉強でわからないことがあると、よくご両親にお聞きになるそうです。天皇陛下は文系科目、雅子さまは理系科目がそれぞれお得意とのことで、科目に合わせてご両親に教えてもらっているとか。愛子さまは、特に歴史学にご興味があるようで、天皇陛下とは普段の雑談の中でも、そういった話をされているという話も耳にします。きっと愛子さまにとっては「なんでも知っているお父さん」という感覚だと思います。

 一方で、小学生のときに不登校気味になった愛子さまに、ずっと寄り添っておられたのが、お母さまである雅子さま。愛子さまは、雅子さまのことをとても信頼されていると思います。昨年夏、須崎御用邸近くの砂浜で、ご一家が取材対応をされた際、お二人が落ちていたゴミを拾って、“即席コント”のようなユーモラスな会話をされていたのも印象深いです。とても仲のいい母子だと感じました。


最終更新:2019/06/01 19:00
サンデー毎日増刊 御即位記念 令和の天皇皇后両陛下 2019年 5/25号 [雑誌]
「賢く美しくカッコいい雅子さま」の姿をもっと見たい