フジ『結婚できない男』、13年ぶり復活も「『ショムニ』の大爆死思い出す」などと心配の声
2006年に阿部寛が主演を務めた連続ドラマ『結婚できない男』(フジテレビ系)の続編が、今年10月期に放送されることが明らかになった。ネット上のドラマファンは歓喜しつつも、「フジテレビだから心配」とも言われている。
「同作は『結婚できないのではなく結婚しない』と言い張る、主人公・桑野信介(阿部)の日常を描いたドラマ。06年放送時は、最終回の平均視聴率が22.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、全話平均でも16.9%を記録しており、大ヒットとなりました。そんな前作から13年後が舞台となっているそうで、桑野は相変わらず独身という設定。ネット上には『すごく好きなドラマだったからうれしい!』『続編待ってました!』といった声が寄せられています」(芸能ライター)
その一方で、「阿部さん以外のキャストがガラッと変わりそう」という懸念も。
「前作には、桑野と同業者の金田裕之役で高知東生が出演していましたが、16年に覚せい剤取締法違反で逮捕されたため、その後の再放送では出演シーンがカットされるなどしています。高知は18年からフリーで芸能活動を再開しているとはいえ、続編に出る可能性は低いでしょう」(同)
また、桑野は前作で内科医・早坂夏美(夏川結衣)との距離を縮めていたが、続編のあらすじには「交際まで発展したものの、愛想を尽かされてしまい、その後に破局」と2人の関係が書かれており、ネット上では「夏川さんも出ないってこと!?」「高知は仕方ないにしても、夏川さんには出てほしかったからショック」「本当に前作が良かったから、できるだけ同じキャストで見たかった……」などと言われている。
「そのほか、『面白かったって言っても13年前だし……。今のフジを思うと不安』『フジは続編とかリメイクがヘタくそだからね。あんまり期待しない方がいいかも』といった書き込みも。確かに、1998年から開始した江角マキコ主演の大人気ドラマ『ショムニ』シリーズは、13年に江角以外のキャストを一新して続編を放送したところ、ネット上に批判が噴出。その結果、初回こそ18.3%を獲得したものの、最終回は自己最低の7.8%と、目も当てられない状態でした。『結婚できない男』も続編でキャスト変更が起こるとなれば、やはり『ショムニ』の大爆死を思い出しますよね」(同)
さらに、フジの時代劇『大奥』シリーズも、03・05年に放送された連ドラは、それぞれ視聴率2ケタを獲得していたが、16年のスペシャルドラマは第1部が9.6%、第2部が9.2%と不発。そして、今年3月にフジテレビ開局60周年特別ドラマとして放送された『大奥 最終章』は、なんと6.9%の“大爆死”だった。
「今期はさらに、竹内結子主演で人気を博した『ストロベリーナイト』シリーズのリメイク版『ストロベリーナイト・サーガ』を、二階堂ふみ&KAT-TUN・亀梨和也のW主演で放送していますが、こちらも不評で、初回から視聴率1ケタ台を連発。こうした状況なので、『結婚できない男』ファンが不安になるのも無理はないでしょう」(同)
フジテレビには今度こそ、視聴者をガッカリさせない続編を作ってほしいものだ。