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[ジャニーズ最新言行録]

ジャニー&メリー喜多川「鬼のように怖がられてた」――松本隆が明かす「硝子の少年」制作秘話

2019/03/13 08:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

 また、最近では「松本隆の少年シリーズ」が再評価されており、その筆頭が近藤、そして少年隊、KinKi Kidsにあたるという。近藤に向けた歌詞を書いていた頃、当時30代だった松本は「10代の感じ」や心情を反映するため、バイクに乗ってイメージを膨らませたそうだ。仕事の合間の気分転換にもなったといい、「スゴい、作詞とかってストレス高いじゃない。みんなが『売れ、売れ』とかうるさくてさ。怖い人たちもいっぱいいるし」と漏らすと、すかさず「メリーさんですか?」と、聞き返す近藤。松本は「メリーさんとか、(筒美)京平さんとか、ジャニーさんとかさ(笑)。そういう、今はおとなしいだろうけど。あの頃はね、ホント鬼のように怖がられてたからね。僕なんか大事にされた方だと思うんですけど」と、しみじみ話した。

 また、松本は最近の音楽業界に関して、「ディレクターがいないのよね、作り方知ってる。曲先(曲が先に出来上がるパターン)しか知らない」と指摘し、これに近藤が「うちにいた、小杉理宇造。今でもいるんですけど」と、音楽プロデューサーでジャニーズ事務所顧問、ジャニーズ・エンタテイメント代表取締役社長の名を口に。ジャニーズとの付き合いが長い松本だけに、小杉と旧知の仲のようで、「あの人はできるよ、両方」と手腕を評価。近藤が、サビやタイトルにこだわりが強かったと言うと「そうそうそう」(松本)と同意したのだった。

 2016年、SMAPの解散騒動でネットユーザーから“諸悪の根源”扱いされてしまったメリー副社長。しかし、彼女と松本との偶然の再会がなければ「硝子の少年」は生まれなかったのかもしれない。

最終更新:2019/03/13 08:00
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