番宣出すぎるとレア感が薄れる?

高橋一生、ランキング圏外! 映画『九月の恋と出会うまで』大コケで「オワコン」説浮上

2019/03/06 18:18
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
映画『九月の恋と出会うまで』公式サイトより

 高橋一生と川口春奈がダブル主演を務めた映画『九月の恋と出会うまで』が3月1日に公開されたが、週末の映画ランキング(興行通信社調べ)でトップ10入りを逃した。業界関係者は「高橋がオワコン化しつつあるのと、邦画のヒット傾向が変化した影響ではないか」と、分析する。

「作家・松尾由美氏による同題恋愛小説を実写化した同映画は、あるマンションに引っ越してきた北村志織(川口)と、その隣人・平野進(高橋)が“タイムパラドックス”に翻弄されていく物語。高橋と川口は宣伝を兼ねて多数のテレビ番組に出演していましたし、上映館数も全国248スクリーンと、トップ10入りを狙うには十分でしたが、結果は圏外の11位スタートとなりました」(映画関係者)

 鑑賞者からは、「雰囲気は良い作品だった」という声も寄せられていたが、「タイムパラドックスとかミステリーな部分に期待してたけど、ややこしいだけで薄っぺらかった」「映画はSFか恋愛、どちらかの要素だけに絞っても良かったんじゃない? ゴチャついてる感じがした」「ラブストーリーとしては無駄に甘いし、その割によくある話だったかな……」など、ネガティブな意見も。一方で、業界関係者の間では「高橋の集客力が低下した」と指摘されているそうだ。

「高橋は2015年放送の連続ドラマ『民王』(テレビ朝日系)で、秘書・貝原茂平役を演じ、女性ファンから注目を集め、17年の『カルテット』(TBS系)で大ブレーク。しかし、18年2月発売の『フラッシュ』(光文社)で森川葵との熱愛が報じられると、一気に雲行きが怪しくなり始めました。というのも、森川が高橋より15歳も年下だったことと、また誌面に掲載された高橋の私服ショットが『イメージと違う』と、女性ファンにショックを与えたようなんです」(マスコミ関係者)

 そして高橋が失速していく一方、昨年は新たな俳優が次々とブレークした。


「4月期の連ドラ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)が大ヒットし、主演を務めた田中圭の人気が急上昇。また、同1月期の『ホリデイラブ』(同)や、同年上半期のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』などに出演した中村倫也の人気に火がつき、関係者の間では『高橋ファンの女性がこの2人に流れた』と言われています」(同)

 とはいえ『九月の恋と出会うまで』の大コケ発進は、高橋だけのせいでもなさそうだ。

「映画業界では近頃、小説や漫画原作のラブストーリーの実写化がヒットしにくくなってきています。ジャニーズなど若手イケメンを起用しても“爆死”するようになってきているので、人気に陰りのある高橋ではなおさら厳しかったかもしれません」(前出・映画関係者)

 高橋は今秋にも恋愛小説が原作の映画『ロマンスドール』で主演を務めるが、まずは人気回復が必須条件だろうか。


最終更新:2019/03/06 18:18