それが“良さ”でもあるけれど

窪田正孝、月9に続き朝ドラ『エール』主演決定も「暗い」「朝向きではない」の声

2019/02/28 15:53
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
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 2月28日、2020年度前期のNHK連続テレビ小説『エール』で、窪田正孝が主演を務めると発表された。男性主人公の“朝ドラ”は、14年後期に玉山鉄二が主演した『マッサン』(シャーロット・ケイト・フォックスとW主演)以来、約6年ぶりとなるが、「ネット上では窪田の起用について賛否両論が飛び交っている」(芸能ライター)という。

「現在、安藤サクラ主演で放送中の朝ドラ『まんぷく』は、3月いっぱいで終了します。4月からは広瀬すず主演で、朝ドラ100作目の記念作品『なつぞら』がスタート。その後、9月から来年3月まで戸田恵梨香主演の『スカーレット』が放送され、窪田の『エール』は同4月から開始となります」(同)

 NHKの発表によると、『エール』は福島県出身の作曲家・古関裕而氏をモデルにしたストーリー。脚本は、07年に同局で放送された『ハゲタカ』や、フジテレビ系『医龍-Team Medical Dragon-』シリーズ、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズなどを手がけてきた林宏司氏が担当する。

「ネット上には、『窪田くん好きだからうれしい!』『演技にも期待できる』など、窪田ファンを中心に好意的な声も寄せられていますが、朝ドラファンからは『演技の評判は良いけど、なんか雰囲気が暗いよね』『少なくとも、朝のさわやかなイメージはない』『朝向きの役者ではないような……』といった、冷たい意見も少なくありません」(同)

 とはいえ、窪田の朝ドラ出演は10年前期の『ゲゲゲの女房』、14年前期の『花子とアン』を経て3度目となり、ネット上には「『花子とアン』の窪田くんが印象に残ってる。朝ドラに戻ってきてくれてうれしい!」「また朝ドラ出てほしいって思ってた!」という書き込みも。しかし、窪田の出演作を見ていない層にとって彼は未知の存在であり、主演への抜てきは「心配」なのだろう。


「“男性主人公”という点も、朝ドラファンの不安要素になっているようです。ネット上には、『朝ドラは女性主人公のイメージなんだけどなあ……』『「マッサン」はヒロインとW主人公だったからそんなに違和感なかったけど、「エール」はどうだろう?』『「エール」は正直、主演というよりヒロイン次第だと思う』といったコメントも散見されます」(同)

 また、窪田ファンが「月9に続いて朝ドラも決まるなんてすごい!」と喜んでいるように、窪田は19年4月期のフジ系「月9」枠で放送される『ラジエーションハウス』の主演にも起用されているが……。

「17年に主演した連ドラ『僕たちがやりました』(同)は、全話平均視聴率6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と爆死していただけに、『ラジエーションハウス』を不安視する声は多いです。次期朝ドラ『なつぞら』で主演する広瀬も、昨年の主演ドラマ『anone』(日本テレビ系)が全話平均6.1%とコケており、業界内では『「anone」がトラウマになっていなければいいけど……』と懸念されてる状態。窪田も月9の成績によっては、朝ドラへのプレッシャーが強まるのでは」(同)

 逆に月9が成功すれば、朝ドラファンの不安も少しは和らぎそう。窪田は各局の視聴者を味方につけ、20年を迎えることができるだろうか。


最終更新:2019/02/28 19:14