サイゾーウーマン暮らし住まい大掃除を阻む「10の呪縛」! 暮らし [連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター【年末スペシャル】 2018年、平成最後の大掃除でやるべきは「捨てること」! 断捨離を阻む「10の呪縛」とは? 2018/12/24 17:00 伊藤まき「汚部屋」ビフォーアフター 20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋”を一掃。今回は年末スペシャル、「平成最後の大掃除」についてお伝えしていきます。 ”平成最後”にやるべきは「捨てること」! アラサー女性は、消費社会のターゲット世代です。どこを向いても「ご褒美」「自分磨き」「自分を高める」などの誘惑ばかりで、いつしか煩悩まみれとなります。 ――そんな、平成最後のアラサーの皆さんに2つの質問です。「2018年は、どんなモノを買いましたか?」そして「捨てることができましたか?」 買ったモノの量に対して、捨てなければ、部屋はモノに支配されます。汚部屋に悩む人のほとんどは「モノが捨てられない」という気持ちから始まっています。 買ってばかりで、捨てられないとこうなります この写真は、連載第1回目のクライアント、Aさん(35歳)の捨てられなかったモノです。 Aさんも「捨てられない」「なにから手をつけるべきかわからない」と、思考停止していました。散らかる部屋に住む人のほとんどは、”方法”と”判断”の壁にぶつかります。 「捨てたら?」に怒るのは、なぜ? 「捨てたら楽になるのに」とわかっているのに、捨てられない。だから、いつまでも片付かないし、進まない。自分の心は、真実が見えているから、他人から指摘されると意地になります。日々の不満が重なり、ストレスとして何かに爆発します。 「買ったら?」よりも「捨てたら?」と指摘されるのが怖いのは、なぜでしょう。 抵抗する気持ちの裏には、虚栄心、満たされない心、失敗の言い訳、後悔への不安などの心理が隠されているといいます。 つまり、お金では満たされない心です。 とはいえ、ほとんどの人はそこまで重症ではありません。ほとんどの「捨てられない人」は、モノに対する解決法がわからないだけです。それは優しさだったり、罪の意識だったり、知らないだけであり、まるで「呪縛」のようなものです。 整理収納において「捨てられないモノ」は、10種類のパターンに分類できます。全部必要なわけないのに、なぜか「捨てられない」と思い込む呪い……そんな「10の呪縛」を、2018年のうちに解いてしまいましょう! 次のページ 捨てられない「10の呪縛」とは…… 1234次のページ Amazon クロワッサン 2018年 12月25日号 No.987 [疲れない大掃除、汚さない知恵。] [雑誌] 関連記事 30女の物欲を止める「3つのルール」!? モノで溢れる「汚寝室」をホテル調に改造!30女の汚化粧スペースは「高級ゴミの山」!? “理想が迷子”な汚女子に片付け方を伝授!ハンガーは「40本」あればいい!? 汚部屋30女を救う「ズボラ収納」3つのポイント!イライラの原因は「80cmを確保」でゼロ円解決!? 動線最悪の「汚ベッド」を配置換え! 汚部屋30女が“収集癖”と卒業!? ゴミに埋まる「キッチンテーブル塚」を徹底断捨離!