【ジャニーズJr.チャンネル便り】

東京B少年・那須とジャニーさん秘話、Snow Man・岩本はキメ顔&筋肉祭り!【Jr.チャンネル週報】

2018/11/18 21:00

SixTONES・高地がバテる&優しい田中に惹かれる

 9日配信分は「SixTONES【密着】「JAPONICA STYLE」MV撮影の裏側見せます!」(再生回数は16日時点で33万台)で、「YouTube アーティストプロモ」キャンペーンのポスター撮影や、滝沢秀明プロデュースの「SixTONES(ストーンズ) – JAPONICA STYLE [Official Music Video] 」(4日配信)の舞台裏を大公開している。まずはポスター撮影のシーンから始まり、京本大我がいつものアイドル誌の撮影とは違う緊張感&ワクワク感を抱いた一方、田中樹は自然体で挑んだそう。「楽しいですよ、やってて」と通常通り元気な森本慎太郎を含め、こうした一言ですら、彼らのバラバラなキャラクター性が垣間見えた。

 MVについては、滝沢プロデュースと聞いた瞬間のメンバーの様子、タッキーとガッツリ打ち合わせをする過程を紹介。しかし、滝沢Pの姿は一切映らず、少々拍子抜け。Jr.チャンネルの設定を守ってチラ見せもしないのか、それともあくまで主役はSixTONESだと考えて登場しなかったのか? その滝沢との打ち合わせでは「個人パートで自分をどう演出するかを各自考えよう」と宿題をもらったSixTONES。衣装協力の「CanCam」(小学館)編集部を訪問して打ち合わせを行ったが、個人的にこの場面はダラっと足を開いて座り、気だるそうな見た目の森本が若干気になってしまった。

 また、MVの監督・脇坂侑希氏と対面した時はジェシーが「ドカ雪をなんか最後にバーって……」と、リクエスト。確かに、MVのラストは大量の花びらが落ちる中、メンバーが前方へ走り出すといった一幕があったものの、筆者はてっきり滝沢のアイデアだとばかり思っていた。ネット上でも賛否が出た“謎の演出”が、まさかメンバー発信だったとは……。ちなみに彼らは今回のMVに向けてダンスを一新し、1日かけてしっかりレッスン。ハードなダンス練習の後半には高地優吾の足下がフラつき、立ち上がれなくなるほど足がつってしまったという。自称「神の手」の田中がマッサージしてあげる優しさ、助け合いの精神に感激(さすが5人兄弟に生まれただけある)。この日は満足のいく完成度に至らないまま、MV撮影まで各自個別練習することになったとか。

 3日後、滝沢立ち会いのもとMV撮影がスタート。何十回も踊り、さすがにいつもハイテンションの森本も疲労困憊だった。光る扇の振り付けでは高地が苦戦してしまい、全員が揃うまで何度も粘ってチャレンジ。高地は前半に京本を上に上げる動作があるのだが、撮影中に滝沢の指令で「京本を高く持ち上げた方がカッコいい」とアドバイスがあり、実際に1人の力のみで支えていた。これで腕の疲れが溜まり、思うように体が動かなかったのかもしれない。稽古も合わせて、傍目には高地が足を引っ張っていると感じてしまいそうなものだが、メンバーは本人を責めず、「でも、おかげでこのステップうまくなった感じ」(森本)「レパートリーが増えたね」(田中)と、フォロー。きっとこれまでも、こうして互いを思いやりつつ、活動をともにしてきたのだろう。田中は竹ぼうきで花びらを掃除するなど、好青年な一面がたくさん詰まっている(8分29秒頃~)。


 夜景の綺麗なビルの屋上ですべての撮影を終え、協力してくれたスタッフ陣に感謝の言葉を述べる田中。ジェシーが「SixTONESがなんか、遠い存在になりそう……忘れないでね」とファン目線に立って涙をこらえると、森本が「いっちゃお~!」と、はしゃいだ。田中は「あ、大丈夫です」「どんだけ素晴らしいお仕事しても、彼らは彼らです」と受け流し、SixTONESらしい賑やかなエンディングとなった。コメント欄は「やっぱり樹さん、爆モテすぎ。高地くんの足マッサージしてたり、『どんなに素晴らしいお仕事しても、彼らは彼ら』って言ってくれるし、ヤバい」「SixTONESの関係性って本当にスゴい」と盛り上がっているほか、Twitter上の滝沢ファンは「SixTONESのMVの裏側、タッキーが全く写ってない」と、ショックを受けている。

別冊ジャニーズJr. 『D;J+.』(ディー;ジェイプラス) 2018 (ホーム社ムック)