サイゾーウーマンコラム中学受験と女子の反抗期 コラム “中学受験”に見る親と子の姿 小6初夏、初潮の訪れとともに娘が激変! 母をうろたえさせる「中学受験と女子の反抗期」 2018/11/11 16:00 コラム“中学受験”に見る親と子の姿 当時、美月ちゃんはどんな心境だったのだろうか。 「おなかが痛いのも、イライラするのも“生理”のせいだってことをスタッフの先生に教えられて、なんか救われた気がしました。それまでは自分の心が弱いからだって思い込んでいたんです。『美月ちゃんが悪いんじゃない。そういう時期だから当たり前だよ』って言ってもらえて、ホッとしたことを覚えています」 それからの美月ちゃんは用事もないのにスタッフルームに入り浸り、先生たちと雑談を交わすことで、徐々に調子を取り戻していき、無事に第一志望に合格。現在は難関大学に籍を置きながら、古巣の中学受験塾でアルバイトをしている。 「生理がきっかけだったかもしれませんが、あれは結局、反抗期だったと思います。何か、いろいろなものに対して、意味もなくムカついたと言うか(笑)。でも、お母さんと真正面からぶつかるのではなく、スタッフの先生に寄り添っていただいたおかげで、早く反抗期を抜け出したみたいで……。だから今、自分のような子がいたら助けてあげたいって気持ちで、ここにいます」 反抗期が早いと早いで混乱することは多いかと思う。しかし、その時に大人がしっかりとしたサポートをしてあげることが大切だということがリナちゃん、美月ちゃんの2つの事例から読み取れるのではないだろうか。 (鳥居りんこ) 前のページ1234 最終更新:2019/08/14 17:54 Amazon 首都圏版 中学受験案内 2019年度用 人より早く大人になるのも悪いもんじゃないよね 関連記事 「母親の学歴は子の学力に影響する」説は本当? 「勉強嫌いで短大卒」の母を持つ中学受験生は今ジャガー横田さん息子も“特攻受験”――30以上の偏差値アップを狙った、中学受験親子の天国と地獄「中学受験は害悪」という公立小の先生も? 「行事と塾の両立」「担任の無理解」めぐる親の葛藤「こんな学校情けない」難関私立中の長女と、中学受験失敗の次女を比べ続けた“母の懺悔”「公立中に進学してたら死んでたかも」いじめを受けた女子が、私立中学受験で得たもの 次の記事 『下町ロケット』古館&中尾の配役にツッコミ >