関西Jr.、関ジャニ∞・横山＆大倉の演出参加に「デビューフラグ」「感慨深い」の声続出

　10月24日、関西ジャニーズJr.の西畑大吾、大西流星らが出演する『関西ジャニーズJr. LIVE 2018 Fall in LOVE～秋に関ジュに恋しちゃいなよ～』が、大阪・梅田芸術劇場で開幕した。同公演には関ジャニ∞・大倉忠義と横山裕が構成・演出で参加しており、この日行われた会見でも取材に応じたという。異例の展開に、ジャニーズファンからはさまざまな反応が上がっている。

　公演内では、関西Jr.に約4年ぶりにできたユニット「なにわ男子」（西畑、大西、藤原丈一郎、大橋和也、高橋恭平、長尾謙杜、道枝駿佑）のお披露目が行われたほか、歌やダンスはもちろん、関西Jr.ならではの漫才やコントで客席のファンを魅了したとのこと。25日付の一部スポーツ紙、朝の情報番組『ZIP!』（日本テレビ系）『めざましテレビ』（フジテレビ系）が公演や会見の様子を伝え、TOKIO・国分太一がMCを務める『ビビット』（TBS系）でも、特集で関西Jr.を紹介。彼らのステージは“約4万席に70万件”の応募があるほど人気だとして、国分が大倉＆横山にインタビューするなど、20分以上にわたって取り上げたのだ。

「『ビビット』内では最新ユニットとしてなにわ男子をフィーチャーする場面があり、スポーツ紙や情報番組でもこの7人がメイン扱いでした。大倉と横山のバックアップ体制も含め、ジャニーズ事務所サイドの“売り出す気満々”な姿勢が感じられますね。西畑は10月期の高橋一生主演ドラマ『僕らは奇跡でできている』（フジテレビ系）にも出演中ですし、関西Jr.ファンの間では『これは、なにわ男子デビューするわ』『なにわ男子の推され具合はデビューフラグ？』『事務所の気合がスゴい。このままデビューするのかな？』と、CDデビューを期待する声が見受けられます」（ジャニーズに詳しい記者）

　同ユニットは、現King＆Princeの永瀬廉とともに「なにわ皇子」のメンバーだった西畑＆大西が入った一方で、同時期にセットで活動していた「Kin Kan」の向井康二が外れる形に。そのため、結成発表の際は物議を醸したものだが、フタを開けてみるとお披露目公演に先輩が華を添えるなど、ブレークへの道筋はバッチリといえるだろう。さらに、25日昼公演には大倉、ジャニー喜多川社長、来年からプロデュース業に専念する滝沢秀明が見学に来ていたとの目撃情報もあり、ファンは「関ジュにいい流れが来てる」「今回の秋コンはいい意味で関ジュの転機になりそう」と、歓喜している。

　そんな今回の公演で、大倉はライブの構成と演出に関与し、横山はバラエティコーナーの監修を担当。関西Jr.出身の大倉は『ビビット』の中で、「（関西Jr.は）人気があるのに、知られていないっていうのも、なんかちょっと……。僕らも経験してきたけど。それはまぁ、僕たちが関わることで、ちょっとでも知っていただきたいなという思いはありますね」と、公演にかける思いを語った。

　また、国分が「タッキーがプロデュース業に回るっていうことに対して、（2人が）また乗っかり始めたんだな～っていうふうにしか見えなかったけどね」と意地悪な指摘をすると、横山は「後出しじゃんけんかもわからないですけど、タッキーがやる前からこの話は（あった）」と困惑気味に反論。最終的に、関西Jr.が東京で公演をやることを「叶えてあげたいな」（横山）と口にしていた。

　関ジャニ∞といえば、タッキー＆翼、嵐メンバーらと1990年代後半の「ジャニーズJr.黄金期」を支えた世代。この時代を見守ってきたジャニーズファンは、「タッキーは来年からプロデューサーになり、嵐の櫻井翔は後輩のコンサートの見学にやたらと来るし、エイトは関ジュ。続々と育成に関わってきてるね」「東京Jr.はタッキーが、関西Jr.は関ジャニ∞が……あの黄金期世代が今やJr.をプロデュースする側とは感慨深い」と、しみじみした気持ちになっているようだ。

　来年1月3日・4日は大阪城ホールでのお正月公演が決定している関西Jr.たち。同じく関西Jr.出身のメンバーで構成されたジャニーズWESTは来年でデビュー5周年となるが、なにわ男子は彼らに続くデビュー組になれるだろうか？