暮らし
[連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター【煩悩003-2】
膨大なチラシ、人間関係、過去の思い出……「見えないモノ」が捨てられない30女の汚部屋
2018/09/17 19:00
これまでは、すべてのモノを出して<必要・不必要・保存>に分ける整理法でしたが、今回はすべての部屋でモノの量が多いため、作業の手順が少し異なります。
まずは、リビングにある「モノの山」を崩します。書類や小物など、作業の手が止まりやすい「細かいモノ」は、ざっくりと箱や紙袋で分けておきます。
デスク上の書類や雑貨は、使用頻度が高いモノなので、空き箱に入れてすぐ取り出せる場所に移動しておきます。
”知識欲”が高じて溜まるフリーペーパー
1枚のフリーペーパーやカタログは、他人から見ればゴミですが、Eさんにとっては「心に残るイラストや言葉が載る大切なモノ」です。と同時に、「悩ましいモノ」でもあると胸のうちを明かしてくれました。
知識欲を満たしてくれるモノは、手放せないパワーを持つものです。映画館や美術館、神社、イベント……”情報”が詰まった印刷物は、あちこちで無料で手に入ってしまうため、エンドレスに増え続けます。
とはいえ、情報には鮮度があります。
実際には、読む時間がなく「いつか読もう」と持つだけで満足しているケースばかり。あっという間に家を支配してしまうのに、処分しにくいのが、こういった印刷物の困ったところ。なので、ジャンルでざっくりと分けておきます。
★POINT★
印刷物の整理は、持ち主しか要・不要を判別できないため、最もハードルの高い作業です。同時に際限なく増えるモノなので、部屋が整ってスッキリした最後の段階で「要・不要・保存」と、印刷物の整理に取り掛かっていただくのが良いかと思います。保存する場合も、写真などに撮ってデジタル化していくようにしましょう!