暮らし
[連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター【煩悩003-2】
膨大なチラシ、人間関係、過去の思い出……「見えないモノ」が捨てられない30女の汚部屋
2018/09/17 19:00
20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋”を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!
【煩悩003-2】「捨てられない!」で溢れた30女リビング、どう整理する?(Eさん・32歳)
前回に続き、第3回目のクライアント・東京都世田谷区の2DKに住むEさん(32歳)のお部屋です。
これまで何度も部屋を片付けようとした、そんな面影もありました。でも、ひとりでは抱えきれないほどのモノが、2DKの部屋を埋めようと迫っています。
整理収納が苦手な人ほど、「ドコから手を付ければ良いかわからない」「捨て方がわからない」と悩み、作業の手が止まります。
Eさんの場合、要・不要なモノを判別して、粗大ゴミを一時保管するためのスペースが必要です。お部屋の間取りとモノの量、住む地域のゴミ出しルールにもよりますが、部屋から「モノを出す」場合、「モノを入れる」よりも手間がかかるからです。
たとえば、押し入れに不用品を詰め込んでいるなら中身を空にする。足の踏み場もないようなら、床の面積を広げることからはじめると、楽に作業できます。