コラム
今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

“4度目逮捕”の高橋祐也が密かに犯している重大な罪

2018/09/14 21:00
『ワル 序章』(GPミュージアムソフト)

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎開かずの間
 NHK『ファミリーヒストリー』。9月14日放送の回で取り上げるのは、デヴィ夫人。……いやー。この原稿の締め切りは放送の前日で、まだ未見なのだが。「『ファミリーヒストリー』にデヴィ夫人が登場する」というだけでもう充分。お腹一杯大満足。ま、ファミリーヒストリーって、先祖にフィーチャーする番組だから、デヴィ夫人の半生といった「生贄」的なところには絶対に抵触しないで作ってあるはずなのだが。それにしてもねぇ。デヴィ夫人がイケるんなら、「ファミリーヒストリー・谷亮子」も、ない話ではなくなってきた気がするぞ。叶え、夢!

◎戦国時代
 タッキー&翼、解散済。アイドルが解散を事後報告ってすごいな。今井翼のコメントの先のことは、「心身が健康な状態になってから」の「心」の部分がただただ不憫である。

 「滝沢秀明、ジャニー社長の意思を継ぎ裏方に」って、美談ぽいベクトルの報道が多いけど。生臭さのステージが次段階に移っただけって話ではないのか。

 確かに盲点というか死角であった「ジャニーの跡目」。そこに目を付けたのは、さすが滝沢の面目躍如。「経営にはタッチしない」と先に断言しているが、経営を左右する立場になるのは明らか。トウの立ったアイドルはスパッとやめて裏方に転身。まさかそこまで徹底するとは。これまで「デキる部下」といった、森蘭丸的なイメージを滝沢に対して抱いていたのだが。本人はずっと前からそのはるか遠くを見越していた、ということか。完全にフィクサー目指してるな、あれは。

 「尊敬できる後輩」と、すり寄る先輩一番乗りは国分太一の納得。参戦者がどんどん増え、真の勝者は誰になるのか。応仁の乱、はっじまっるよ~~~~♪

◎子に罪はなし
  高橋祐也逮捕。よーんかーいめー。検索したら放置しっぱなしのブログがあってびっくり。しかも三田佳子と同じアメブロ。さすがに「急上昇」はオカンだけであったが。2011年3月でプッツリ途絶えた最後のページには、今携わっているという仕事の内容がつらつらと。プロデューサー業、ブランド品販売、アパレル関連。三大うさんくさ職業揃い踏み。ちなみにそのひとつ前の更新では、正月旅行の沖縄で羽賀研二一家に会ったっつって記念写真。いいご縁だなぁ。

 「今年は少なくとも映画3本撮るつもりです」って最後のページの大風呂敷の赤っ恥が目に染みるが。ま、自分はいいけど、ブログに子どもの写真バンバンアップしちゃってるのがねぇ。子どもはねぇ。

 誰か児童相談所に通報して、削除を働きかけた方がいいのかも。婉曲だが、これも1つの虐待だ。

今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。

最終更新:2019/05/21 20:24
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