眞子さまの恋人・小室圭さん、“億超”警備費は税金――「国民が怒る問題じゃない」と弁護士解説
皇室の財政・財務に関する事項は「皇室経済法」にまとめられ、その中で、皇室費は「内廷費」「皇族費」「宮廷費」の3種に分けられるとある。
「内廷費は、両陛下・皇太子殿下・同妃殿下・愛子さまの日常の費用です。皇族費は、同じく、皇族の方々それぞれに支出される、日常の費用です。宮廷費は、儀式を行ったり、外国の要人がいらっしゃった際の接待費、地方に行幸される際の費用です。なお、両陛下は私的なご旅行も好きですが、これは内廷費から出します」
小室家の警備費が支出されているのは、この3つのうち、「恐らく、皇族費と考えられます」とのこと。
「一度、秋篠宮家に皇族費として支出された金銭は、いわゆる『御手元金』といい、国が管理する金銭ではなくなります。要するに、秋篠宮家は、『御手元金』を使って、小室氏の警備を行っていると思われます。確かに、もともとは税金ですが、皇族の方々の、いわば生活費から出しているので、国民から怒られる話ではないように感じます」
つまり小室家の警備費は、「“皇室”ではなく、あくまで“秋篠宮家”が出している」とのこと。秋篠宮家にとって、小室さんは「将来の婿殿。であれば、生活費から警備費を当然でしょう」と弁護士は見解を述べる。しかし、もし破談になれば、そのお金が元に戻ってくることはないのも事実だ。
「例えば、秋篠宮家が、犬を飼おうと、車を買おうと、国民が怒ることはないでしょう。小室氏の警備にお金をかけるのは、それと同じことと思われます」
秋篠宮家のが御手元金をどのように使っても、国民が口を出すものではないのだろう。しかし、「朝日新聞」によると、秋篠宮ご夫婦は、小室さんと母親に「現在のままでは、納采の儀は行えない」と伝えているといい、その背景には、皇族として国民から広く祝福される結婚ではなくてはいけないとの思いがあるとみられる。
小室さんは眞子さまの夫にふさわしいのか、この点について懐疑的に見る国民が少なくない中、秋篠宮ご夫婦は今後どのような助言をするのか、そして2人の選ぶ道は――。