『チア☆ダン』は“青春ドラマあるある”の寄せ集め? 「展開がベタすぎ」とツッコミの嵐
7月27日午後10時から第3話が放送される、土屋太鳳主演のドラマ『チア☆ダン』(TBS系)。視聴率は初回8.5%、第2話8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と伸び悩んでいるようだ。
同ドラマは、大ヒット映画『チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』の続編にあたる物語。全米大会を制覇したチアダンス部「JETS」に憧れた藤谷わかば(土屋)が、チアダンス部を立ち上げ全米大会を目指すというストーリーだ。
第2話では、新しく赴任してきた教師・太郎(オダギリジョー)が顧問を引き受けてくれることになり、本格的にチアダンス部の活動がスタート。ところが、正式な部活として認められるには、「最低あと2人は部員が必要だ」と言われてしまう。どうにか今学期中に部員を集めたいわかばたちは、終業式までに部員をそろえようと熱心に勧誘活動を行うことに。
そして、“委員長”と呼ばれている優等生・桜沢麻子(佐久間由衣)にも声をかけたわかばたち。麻子は成績優秀な生徒だが、親である教頭(木下ほうか)からのプレッシャーが邪魔をして、自分のやりたいことを言い出せないままでいた。そんな麻子の様子に気づき、彼女の本音を聞き出したわかばは、「委員長もやりたいことやれたらいいのぉ」と、優しく声をかけるのだった。
一方、部員の汐里(石井杏奈)は、ヒップホップが踊れる柴田茉希(山本舞香)もメンバーに入れたいと考え、勧誘に向かう。しかし、不登校気味な上に、過激なうわさもある茉希は、「人に合わせて踊るとか大っ嫌い」と、つれない態度で汐里を追い返した。その後、結局メンバーが集まらないまま終業式を迎えてしまったわかばたちだったが、太郎の計らいによって、全校生徒の前で踊りを披露できることに。そして、懸命にダンスを踊る姿に心動かされた麻子と茉希は、その場で入部を宣言した。
「無事にメンバーを集めたチアダンス部ですが、視聴者からは『展開がベタすぎる』『実は予告の時点でラストが見えてた』『ありがちなシナリオが延々続いて退屈』『ここまで予想通りだと何の感動もない』『“青春ドラマあるある”の寄せ集めって感じ』と、単純すぎる展開にツッコミの声が続出しました」(芸能ライター)
第3話では、正式な部活動として認められたチアダンス部が、大会に向けての練習を開始。チーム名も「ROCKETS(ロケッツ)」に決まり順風満帆に思えたが、夏休みの補習授業や塾、家の手伝いなどが重なり、全員で揃うことができない。そんな中、太郎がJETSの方針をまねて目標を書く“夢ノート”を用意するものの、なかなか部員たちに渡すことができずにいた。
そして、チアダンス福井大会当日。目標としていたJETSのパフォーマンスを目の当たりにしたロケッツのメンバーたちは、その凄さに圧倒され、緊張感に包まれてしまう。部員がそろい部活としても認められ、無事に初舞台に立つことができた8人だったが、そこで現実の厳しさを目の当たりにするのだった。
「予告映像では、これまで消極的だった太郎が、ロケッツのメンバーに『諦めていいんか?』と訴えかける場面があります。過去に生徒を傷つけたトラウマから、彼女たちに深く関わることを拒んでいましたが、太郎の心情にも大きな変化が訪れるようです」(同)
果たしてロケッツは、初めての大会でどんな結果を残すのか。次回の展開に期待しよう。