「渡海先生かな?」山崎賢人『グッド・ドクター』が「ブラックペアンと被る」と話題
7月19日夜10時から第2話が放送される、山崎賢人主演の『グッド・ドクター』(フジテレビ系)。視聴率は11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、同枠では2016年以来約2年ぶりとなる、2桁超えでのスタートを切った。
『グッド・ドクター』は13年に韓国で放送され、17年にはアメリカでもリメイクして放送された話題作。日本版となる今作では、山崎がサヴァン症候群のドクター・新堂湊役を演じる。さまざまなトラブルに巻き込まれたり、偏見を持つ人々に反発されたりしながらも、非凡な才能を発揮して小児外科医として成長していくストーリーだ。
第1話で湊は、突出した記憶力や診察力をさっそく発揮。通勤途中で事故現場に遭遇した際には、過去の事例と照らし合わせながら適切な応急処置を施し、子どもを救うことに成功。また、横紋筋肉腫で入院していた子どもの容態が急変した場面では、誰よりも早く絞扼性イレウスを発症していると見抜いた。患者を手術室に運び、施術の準備をしていると、そこへ小児外科主任の高山誠司(藤木直人)が登場し、無断で患者を運んだ湊は追い出されてしまう。高山は、別の手術の執刀中にもかかわらず、同時にその子どものオペも行うことに。
なんとか成功させた高山は、手術室の外で子どもの容態を心配していた湊に「お前は医者失格だ。今回は運が良かっただけだ。運が悪かったら2人とも死なせてた」と、厳しい言葉を放つのだった。
「今回放送された高山の同時手術のシーンは、予断を許さない緊迫したものでした。高山はどちらかといえば“ヒール”のポジションですが、あの場面には手に汗を握った視聴者も多いでしょう。ところが、同時手術は前クールのドラマ『ブラックペアン』(TBS系)第3話でも描かれていたため、視聴者からは『ブラックペアンと被る』『渡海先生かな?』といった声が。そのほか『スナイプみたいな道具もある』との指摘もされており、『もう完全にブラックペアンにしか見えなくなった』という人もいました」(芸能ライター)
第2話では、湊たちが勤務する東郷記念病院に、学校で破水した女子高校生・菅原唯菜(山田杏奈)が搬送されてくる。カンファレンスで瀬戸夏美(上野樹里)が緊急出産を報告するも、生まれてきた子どもは低出生体重児で、危険な状態にあるという。そんな中、赤ん坊を救う方法として、湊は“手術”を提案。しかし、この方法は病院側の方針と反しており、湊は再び高山と衝突することに。
「“普通じゃない”医師の湊と、彼を認めない高山の対立はしばらく続くのかもしれません。しかし、この2人の関係も『ブラックペアン』を彷彿とさせるようで、ネット上には『渡海先生と佐伯先生じゃないか』『そのうち湊が“1,000万円でもみ消してやるよ”って言いだしそう』といった声が寄せられていました」(同)
湊を認めない医師たちが、最終的に「今までごめんなさい」というお約束の物語になるのか。今後の展開に注目したい。