NEWS・小山慶一郎は、なぜパリピを卒業できない? 臨床心理士が“未成熟さ”を分析
未成年女性との飲酒報道を受け、芸能活動の自粛を発表したNEWS・小山慶一郎。5月末、インターネット上に、小山が未成年女性らと飲酒し、さらに飲酒を強要するという音声データが流出、同席した加藤シゲアキともども世間から問題視され、このことを重く見たジャニーズ事務所は、各メディアにFAXを送付し、両名は女性が未成年であることを知らなかったとしつつも、小山に「活動自粛」、加藤には「厳重注意」の処分を科した。
NEWSファンからは、今回の騒動ならびに小山への活動自粛の処分にさまざまな声が出ており、小山を擁護し未成年女性を非難する者もいれば、適切な処分と納得する者、また小山の未熟さを嘆く者もいるが、皆一様に、音声データの内容に関しては、大きなショックを受けているようだ。
この問題となった音声を聞くと、小山は「K(※同席女性の実名)ターゲット! Kターゲット! Kターゲット! 飲み干せ! はいはいはい!」「M(※同席女性の実名)が飲んでない! Mが飲んでない! 3、3、2、2、1、1せーの!」という、数種類のコールによって飲酒を煽っていることから、ファンの間では「パリピ音声」「ランチキ音声」などと呼ばれることに。小山が34歳であることから、「いい年して、こんなパリピ飲み会やってるのが引く」「20代前半じゃあるまいに、いつまでパリピやってるの?」とガッカリするファンも少なくなかった。
パリピは、世間一般的に、パーティーやイベント、クラブなどで大騒ぎしている者を指す言葉として知られ、「チャラい」「派手」「刹那的」といったイメージも付与されている。また『パリピ経済 パーティーピープルが市場を動かす』(新潮新書)の著者である博報堂若者研究所・原田曜平氏は、「今を全力で楽しむ人たち」とも定義。こうしたイメージから、「パリピ=若者」という印象を持つ者が大半だと思われるが、なぜ小山は、34歳という社会的に成熟した年齢になっても、“パリピ”を卒業できないのか。その心理を探るために、神奈川大学心理相談センター所長、人間科学部教授である臨床心理士の杉山崇氏に聞いた。