無秩序に積まれた皿とビール缶……“中年男性”の貫禄漂う30女の棚が“清楚女子”に変貌!
★before
★after
写真(アフター)の右手にある茶色の棚は、大きな下駄箱です。Aさんは、この場所で郵便物の整理やマスクを装着する習慣がありました。これまで何年も築いてきた動線を崩さずに、「散らかりにくいキッチン」へと片付けました。戻す場所がわかれば、掃除が苦手なAさんでも散らかりません。
収納とダイエットは、よく似ているといわれます。せっかくスリムになっても、リバウンドしたら意味がないと……。
Aさんは、自分の体型管理がしっかりできているので「ずぼら」や「だらしない」が理由ではありません。Aさんは、不得意なだけです。これをきっかけに、片付けの興味が湧き「スッキリしたい」と夢を膨らませていくはずです。
片付けから2週間後、Aさんに感想を聞きました。
★Aさんのコメント
モノの場所が決まっているので、すべての作業が楽です。これまでは食器類をカゴに積み上げっぱなしだったので、移動するたびに、何枚のお皿やグラスが割れていたか……。そのたびに、悲しい思いで片付けていました。不潔だけじゃなくて不吉なキッチンでしたね〜。あとは「こんなに食品のストックを持っていたのか!」と自分でもびっくりしました。これを機に、キレイを維持しようと思います。掃除はやっぱり嫌いなので、定期的にシルバーセンターにお願いしようかなって思ってます!
→次回
【VOL.5】ホコリまみれの収納ラック・ビフォーアフター
(毎週月曜更新・次回は5月28日予定)
<プロフィール>
ito maki
収納ライター・兼・整理収納アドバイザー1級。おがくず工場に生まれ、ホテル清掃員、国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出など“家事の土台”を極めた生活を経て、出版社入社ののち独立、現在に至る。モノを手放すほど「幸運」が舞い込むジンクスを何度も体感! 貧乏神と決別した実体験をもって、整理収納の威力をお伝えします。
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