サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビュー「non・no」女子のしたたかな恋愛術 カルチャー [女性誌速攻レビュー]「non・no」6月号 あえて黒髪キープで男を落とす!? 「non・no」に見るイマドキ女子大生のしたたかな恋愛術 2018/05/15 17:10 non・no女性誌レビュー “マネしたくなるアイドル”の戦国時代! 続いて見ていくのはこちら。ネット上でも物議を醸した、ありそうでなかった企画「アイドルって、握手会でどんなハンドクリーム使ってるの?」です。AKB48・横山由依、NMB48・白間美瑠、モーニング娘。’18・生田衣梨奈と石田亜佑美、フェアリーズ・下村実生、Juice=Juice・植村あかりと6名のアイドルが一挙登場。各人が、いまやアイドル界の常識となった、ファンとの握手会で使用しているハンドクリームを紹介するという、なんともニッチな企画です。一見、「non・no」読者とはかけ離れたアイドルオタク向けの企画のようにも思えます。現にネット上でも、よくオタクたちが「握手会で誰々がいい匂いした」などと盛り上がっていますし、「アイドルがもらって嬉しいプレゼントはハンドクリーム!」なんていう記事もありました。まあ確かに、1日に何千人と握手する彼女たちにとって、手荒れ防止の必須アイテムであることは間違いなし。使ってもらえる可能性が高いと思います! 今月号の表紙を飾った坂道グループの2人がノンノモデルを務めているように、ファッション誌の専属モデルを務めるアイドルは増え、多くの女性ファンから支持を得ています。また、アイドルたちもこぞってSNS等で自身の使っているコスメやメイク術を紹介していて、それを参考にする女子たちが多くいるのが現状です。女優やスーパーモデルよりも身近な存在で、ファッションやメイクをマネしやすいのでしょう。 今回のハンドクリーム特集でも、コンビニやドラッグストアで買える「ニベア」「アベンヌ」等の実用的なラインから、定番の「ロクシタン」や「ジルスチュアート」、そしてあこがれブランドの「クロエ」や「シャネル」まで、ノンノ女子たちにとっても身近で共感しやすいラインナップが紹介されていました。同企画は、“会いに行けるアイドル”ならぬ“マネしたくなるアイドル”が現役女子大生たちの心をガッツリ掴んでいる証拠なのではないでしょうか。 次のページ ときめき要素ゼロ!? ノンノ女子の超堅実な恋愛観 前のページ123次のページ Amazon non・no(ノンノ) 2018年 06 月号 [雑誌] 関連記事 ファッション、SNS、会話――「non・no」女子大生の新生活号がルールブック化している謎合コンでの「笑顔」の作り方をレクチャー!? 「non・no」女子大生が恐れる“あざとさ”「non・no」が考える“男子の妄想”は少女漫画すぎ!? リアルから遠ざかる女子大生の恋愛観夫選びを妥協しても「26~27歳で結婚」すべし? 「non・no」結婚特集がモヤモヤする理由「non・no」セックス企画はエロくない!? 女子大生の悩みに寄り添う“真っ当さ”